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あの後、すぐに救急車が来て五条は運ばれた
私は救急車の中へ乗り、
ひたすら五条に声をかけた
そして病院へつき、手術室へと運ばれた
手術が始まって何時間たったのだろうか
手術中とかかれているランプは赤く光ったまま
震える手を ギュ と握りしめる
ガチャ
赤く光っていたランプが消え、
手術室のドアが開く
病院の人が近くに来てそう言う
お医者さんの声のトーンが急に低くなる
その後、五条は病室へと運ばれた
バ タ バ タ
廊下の方から誰かの足音が聞こえる
ガラッ!
ガラッ とドアが開き、硝子と傑が入ってきた
ハァハァ と息が荒々しい二人
「 事情は聞いた 」という二人
驚いて二人を見る
ニッ と硝子が笑う
「 信じて待っててね 」
そうだ、私
待つって決めたんだった ____
待つよ、
いつまでも待つよ、五条
だからさ 、、
絶対帰ってきてね ______
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!