第19話

カンタの気持ち
カンタ
カンタ
俺も小豆ちゃんのことが好きなんだ。
@小豆
@小豆
え……?
カンタさんが私の事……?
カンタ
カンタ
ごめん、このタイミングで言うべきじゃないけど
@小豆
@小豆
いや、あの……。
UUUMの社員さん
カンタさんー!ちょっといいですか?
カンタ
カンタ
あ、はい。
すぐ行きます。
カンタさんは呼ばれてから、申し訳なさそうな顔で
カンタ
カンタ
ごめん、考えておいてくれるかな。
@小豆
@小豆
え?ああ、はい。
私はそう言ったが、カンタさんは先輩で、そういう目で見たことが一度もなかったから、すごく驚いた。
ぶんけい
ぶんけい
あーずー?
ふと、ぶんちゃんの声が聞こえた気がして部屋の外へ出ると、
ぶんけい
ぶんけい
あー!あーずー編集終わったでー
@小豆
@小豆
そっかー
ぶんけい
ぶんけい
帰ろうかー
@小豆
@小豆
だね。
ぶんちゃんside
あーずーなんかあったのかなー?
いつもなら編集どうだった?とか昨日の動画好評だった?って聞いてくれるのに。
ぶんけい
ぶんけい
あーずーどしたん?元気ないやん?
@小豆
@小豆
んっ?なんでもないよー
と言いながらあーずーは鼻を触った。
あーずーは嘘をつく時に鼻を触る癖がある。
ぶんけい
ぶんけい
嘘やろ?
@小豆
@小豆
嘘じゃない。
ぶんけい
ぶんけい
今鼻触ったやん。
あーずーははっとした。
ぶんけい
ぶんけい
何があったん?
@小豆
@小豆
ごめん、ぶんちゃん……。
そう言って、あーずーは部屋から出ていってしまった。
慌てて追いかけて、事務所の外に出たが、
あーずーの姿は夜の東京に飲み込まれていった。