第14話

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2020/12/05 01:12
〜〜昨日の夜〜〜






お手洗いに、、、




トイレは向かいの突き当たり、



場所は覚えてる


行こう





少し寒いなぁー、
秋が始まろうとしている。。。



ふぅー、



寝よ
ばぁ
奥様おかえりなさいませ。
お、お、奥様????


ご挨拶した方がいいよな?!!




え、今?



この状況で?



行くべきだよな、、、


お邪魔してるんだし
行こ、、、
階段を降りる


すると


奥様の顔が見えた










ものすごく美人



めっちゃ可愛い顔をしている



可愛い、、、
いや、美人?
ばぁ
奥様おかえりなさいませ
奥様
ただいま
奥様
お客様いらっしゃるの?
ばぁ
はい、悟様のお客様がいらっしゃいます
奥様
あ、帰ってきてるんだ
ばぁ
はい。
奥様
お客様って、女性?
ばぁ
左様でございます
奥様
どんな関係なの悟と
ばぁ
分かりません
奥様
わかんない?
ばぁ
はい。教えて下さらなかったので
奥様
あー、そう、
奥様
てか、悟どうするんだろ、
お見合いの話



お見合い???



そりゃそうか、

今回家だもんね


親が決めるよ






いや、だめだろ、




私の状況やばくない???




やっぱ悟さんお見合いが嫌だから



告白してきたのかな?



多分そうだよね



悟さん家柄とか言われるとめっちゃ嫌な顔するし



こんな家が嫌なのかな?


だから、


身分の低い私に告白してきたのかな?





もう、色々考えちゃう



だって、私にはわかんない苦労があるよね








寄り添ってあげれないかな?





身分がしただからこそ

なんか、力になれないかな?


なってあげたいなぁー、、、_
ばぁ
ゴミ箱にお捨てになってましたよ
奥様
はぁ、真面目に考えてくれないのかしら?
ばぁ
どうでしょう、





悟さんの力にはなりたい


だけど、





お母さんとかからすると


邪魔な存在なんだろうな



守ってあげたい


そんな力もないのに



どうすればいいの?
奥様
じゃあ、違う人の渡しておいて
ばぁ
かしこまりました



相手の女性からしたら嬉しいよな


こんな身分も高い人とお付き合いで来て

しかも、イケメンって



嬉しいよな




私は階段に座り込む



悩んでしまう



好きかって言われたらわかんない



たけど、嫌いではない



尊敬も信頼も置いている




けど、





身分の差がスゴすぎる




やっぱダメだよな
もう、悩んじゃうよ
五条悟
五条悟
何してるの?
悟さんだ



なんで、いるの?



この状況やばくない???



私半泣きなんだけど
目をそらす
五条悟
五条悟
何やってんの?
べ、べ、別に
五条悟
五条悟
あ、そーゆーこと、
え、



この状況理解したの?


まずい、


私は告白されてて

悟さんが、どこまで聞いていたのかわかんないけど



たしかに、私は邪魔だ



帰ろう



悟さん、、、怒ってる???



悟さんも部屋に連れてった方がいい



早くしないと
戻りましょ?
五条悟
五条悟
お母様お久しぶりです
まずい、


まずい、まずい、




悟さん絶対怒ってる




いつもは怒ってるって出さないのに



今だけば丸見えだ
さ、さ、悟さん、、((小声))
奥様
あら、悟、帰ってたのね
五条悟
五条悟
はい。
ばぁ
お茶を入れますか?
奥様
えぇ、お願い
五条悟
五条悟
いや、いらない、長話するつもりないから
奥様
あら、そう、じゃ、いいわ
ばぁ
かしこまりました
ばぁ
では、失礼します
奥様
お見合いどうするの?
五条悟
五条悟
しませんよ
奥様
あなたの立場わかってるの?



ピリピリとした空気




居ずらいよ



どうしょ、


でも、今出てっても

邪魔するだけだ


分かってるけど


どうにかしないと、、、
五条悟
五条悟
僕この子と結婚します
手を引っ張られて階段の前まで連れてかれる
え?
奥様
ふぅーん、どこの子?
奥様
見たことないけど
で、で、ですよねぇー、



だって身分が違いすぎですもんね、、、
五条悟
五条悟
僕と一緒に教師してる人です
奥様
え、あ、そう、
こんばんは、、、
五条悟
五条悟
ってことなんでお見合いしません
奥様
あ、そう
え、え、
睨まれてます



どうしましょう、



え、

奥様
ちょっとあなた待ちなさい、お話しましょう
あ、はい
五条悟
五条悟
じゃあ、僕はこれで
え、行っちゃうの???


気まずいんですけど、、、、

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