第108話

少しだけの距離
4,081
2020/05/02 06:43
あなた
あなた
はぁ。。
西畑大吾
西畑大吾
どしたん?ギューするか?←
あなた
あなた
嫌。←
西畑大吾
西畑大吾
ふぉ!?ふぉ!?←
道枝駿佑
道枝駿佑
冷たいっすね。←
大橋和也
大橋和也
何があった、、←


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倉田 彩
倉田 彩
大丈夫?絶対なんかあったやろ。
いつも私の事分かってくれてる彩。
察しが早いのも当然だろう。
あなた
あなた
あのね、

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これは3日前、学校帰りの出来事。

彩はバスケ部だから部活が違くて、
一緒に帰れなかった。
道長もそう。







女性
あのぉー、しろちゃん…ですか?
 

リボンで編み上げたツインテールの髪に、
バリバリの地雷系メイクと量産型コーデ。

見るからにジャニヲタ。


、、ファンの子かな?
あなた
あなた
あ、はい!こんにちは!
いつも応援ありがt…
女性
あんま大吾に近づいたら、、
私悲しいなぁ。
あなた
あなた
、、はい?
女性
だって私だって
大吾くんに近づきたいよ?
なのになんで女性の貴方は
特別扱いされるんですか?
あなた
あなた
いや、そういわれましても。。
すると、目の前にいた女性は
涙を浮かべながらこう言った。
女性
私の方が彼に対して
思いは強いもんッ… !!!
仲間として好きな貴方と違って
私は一人の男の子としてッ… !!
女性
なので次抱き合うような事したら
私どうなっちゃうだろうなぁ…
私の足先を、彼女は尖ったヒールで踏みつけながらそう言うと、そそくさと帰っていった。


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倉田 彩
倉田 彩
何それ!!、、害悪行為じゃん!!
あなた
あなた
で、でもさぁ、、
私も同じ女性として、
特別扱いされすぎなんだと思う、、
倉田 彩
倉田 彩
何言ってんの…?
そんなの無視すればいいんだって。
あなたはあなた…
私は彩の言葉を無視して、家を出た。

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