第8話

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2018/08/24 14:10
何にも例えようのないくらい美味しそうな匂いが私の鼻を刺激した。

美味しそうで、飲みたくて飲みたくて飲みたくてついに我慢出来ずユンギ先輩の首筋に思い切り牙をたて、血を飲み始めた。

輸血パックとは全然違う甘くて濃厚な血。
そのあまりの美味しさに血を飲むことをやめられない。

生徒会の人達にガン見されても、ユンギ先輩が私の頭を撫でていても、全く気にならないくらい夢中になって血を飲み続けた。
テテ
うわぉホントに吸血鬼なんだね…!!
ジミン
ほんと美味しそうに飲んでるね~
ジン
ユンギどんな感じなの??
ユンギ
血がなくなっていく感じがするけど、痛いとかそういう感覚はない。むしろいい
グク
ユンギ先輩ってドMなんですか?
ユンギ
ちげーよ。
お前も飲まれたらわかる
ユンギ
でもそろそろやばい。あなた離れろ
でもあなたは一切耳に入ってないようだったので、頭を両手で包んで無理やり引き離した。

そしてあなたの顔を見ると目の色が真っ赤でとろんとしていて、牙も生えた状態になっていた。少しだけ口からたれた血がさらに妖艶さを引き出し、みんな見惚れた。
あなた

ユンギ先輩すいません、おさえられなかったです…

ユンギ
べつにいいよ
あなた

痛くないですか…?

ユンギ
あっあぁ痛くなかった。
ホソク
あなたあなたユンギ先輩の血美味しかった?!?!
あなた

とっても美味しかったです。
輸血パックの何百倍も

ジミン
今度は僕の血を飲んでよ!!
テテ
あージミナ!!!
次は俺だよね!?ね!?
グク
いや俺ですから
な?あなた
あなた

えっと…

と反応に困っているとユンギ先輩に手を引っ張られた。驚いている私と生徒会の人達に構わずそのまま屋上に連れていかれた。
あなた

あの、ユンギ先輩どうしましたか?

そう言うと急に噛み付くようなキスをされた。
あなた

んっ…!!!

と驚いて唇を開けるとユンギ先輩の舌が入ってくる。
息もできないくらい激しいキスに酔いしれていると
ユンギ
お前のせいだからな。
お前の牙が気持ちいいから…
ハァ…ハァ……と息を少し切らしながら言った。
不覚にも私は色気全開のユンギ先輩の姿にドキッとしてしまった。
あなた

すっすいません…

ユンギ
申し訳ない思うなら…責任取れよ……
そう言われて初めてユンギ先輩にあった日のことを思い出した。
まだ最近の話なのになんだか遠い話用な気がするのはきっとこの数日間がとても濃いからだろう。なんて考えていると
ユンギ
おい無視してんじゃねぇよ
そう言って私は押し倒された。

私の視界はあっという間にユンギ先輩でいっぱいになった。心臓が熱い。頭が正常に働かなくなる。

そして私はユンギ先輩にされるがままになった。































みなさん沢山のコメントありがとうございました~!!
1番コメント数が多かったユンギでした!!!

2番目に多かったジミンは番外編かなにかで書いてみようと思います…!(覚えていたら)

まだまだ下手くそな文章ですが楽しんでくれたら嬉しいです~🤩💖

コメント いいね お気に入り待ってます🤙🌟

もしこんな話書いてほしいなぁとかあったら書いてみようと思うのでコメント待ってます!!

ここまで読んでくださってありがとうございます!

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