案の定遅刻して先生にこってり絞られました。
教室に入ると、そういえばいなかったんだーと昨日の女子達が嫌味ったらしく言う。
少し気分が悪くなったが無視していつもの如く顔を伏せた。
すると背中をとんとんと誰かに叩かれた。
ふっと顔を上げるとそこには生徒会副会長のジン先輩がいた。
なんてにやにやしながら話しかけてきた。
昨日の女子達が凄い目付きでこちらを睨んでることにジン先輩は気づいてない。
どうしようか迷って私は
そう言って逃げようとした。
しかしジン先輩は私の腕を掴んで
と少し冷たく返すとジン先輩は私の腕を掴んで抱き寄せた。
すると耳元で
言うことだけ言って去っていってしまった。
昨日の女子達に今日殺されるなぁと思ったら案の定私の方に睨みながら近づいてきた。
しかしちょうどチャイムがなり取り敢えずこの休み時間はなんとか乗り切れた。
そして退屈な授業が終わりお昼休み。
私は女子達が話しかけてくる前に走って外に出て生徒会室に直行した。
言葉につまるナム先輩を見てなんとなく察しがついた。
それを聞いてユンギ先輩って観察力があるんだなと思ってユンギ先輩の方を見ると先輩と目が合ってしまった。すると昨日の行為が鮮明にフラッシュバックされて恥ずかしくなった私は、勢いよく下を向いてしまった。
するとそれに気づいたユンギ先輩が可愛らしい歯茎を見せて笑っていて何故か胸がキュンとなった。
そう聞かれて正直に答えようかなと思ったけどなんだか気が引けしまって
と咄嗟に嘘をついてしまった。
そう言ってお弁当箱を広げた。
するとテヒョン先輩がすんごい笑顔で
と言ってきたので
そう言うと失礼なとか言っていたけど華麗にスルーしてさっさとお弁当のご飯を食べ始めた。
とあまりに必死な形相で言うのでありがたく頂こうと、首筋に触れた瞬間ユンギ先輩に腕を引っ張られた。
急なことでふらついた体はすっぽりとユンギ先輩の腕の中に収まった。
そして少しテヒョン先輩を睨んで
そう言ってまたまた手を引っ張られたまま屋上に連れていかれた。
そう言い終わる前にユンギ先輩に正面からきつく抱きしめられた。
そして
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!