前の話
一覧へ
ある夏、私は
幼馴染のたかひろと二人で遊園地
に遊びに行った。
二人はまだ付き合ってはない。
ただの幼馴染だ。
でも、私はたかひろのことを密かに
恋をしていた。
た「何乗る?あ、由香里は何も乗れなかったんだよね?なんで遊園地きたの?」
由「それは、、、なんでもいいやん。
お化け屋敷行こうー」
由香里はお化け屋敷なんか怖くないのに、
ギャーとかゆってたかひろに
引っ付いた。
こーでもしないとたかひろに近づけない。
二人は遊園地を楽しんだ。
た「帰ろうか?あ、雨降ってきたなー。」
二人はバイクできた。
た「結構降ってきたー。もう少し
やむまで待とうか?」
由「帰りたい。帰ろうー」
たかひろはなにも言わないでバイクに
乗り雨の中走らせた。
たかひろは、飛び出してくるネコを
避けようとして急ブレーキを
かけたけど、バイクはそのまま倒れ、
私は飛ばされた。。。
頭を強く打ったのだ、、
た「由香里、、、由香里、、、おい。
起きろ。由香里。嫌だ、死ぬな。」
由「だ、だ、大丈夫。死んでないよ。」
弱々しい声でゆった。
頭から血が流れてた。たかひろは
嫌な予感がした。。。
救急車もきて、二人は病院にいった。
由香里は、何時間も目を覚まさなかった。
日にちが変わり、ようやく目覚めた。
た「由香里、、、目覚めたのか??」
由「うん。あなたは誰???」
た「えっ??まじでゆってるんかぁ??」
由「誰?こないで、出て行ってー。」
と由香里は声を荒げた。
たかひろは放心状態。
た「おい、たかひろだぞ。俺をわすれた
のか?」
由「だからこっちこないでよ。イヤだ。
先生呼ぶよ」
先生が駆けつけた。
た「俺のこと忘れたみたいなんですが、
まさか記憶喪失とかじゃないですよね??」
先「もしかしたら、一部分だけが記憶
が消えてるかもしれませんね」
そう、由香里は僕のことだけなにもかも
忘れてしまっただ。
僕は悲しくて先生の前で号泣。
もうどーしていいかわからなかった。
別に由香里のことは好きじゃないのに、
すごくショック。。。
先「思いだすのに何年か、
半年かはわからないが、きっと
思い出すよ。一時的なものかと思うから。」
その言葉でたかひろは笑顔を笑顔を
見せた。
たかひろは由香里のことなんにも
知らない。幼馴染なのに、、、
たかひろは由香里の友達に会った。
友「由香里の好きな人って知ってる?」
た「知らない。好きな人いたの??」
友「本当に知らないんだー。
あんただよ。由香里はね、あんたのこと
ずっとずっと大好きだったんだよ。」
僕はまた放心状態。
た「嘘だ。そんなわけない、、、。
あいつは他に好きなやつがいると
思ってた。」
友「幼馴染でずっと一瞬にいたのに
気づかなかったの?」
た「全然わからなかった。だって、
あいつはいつも冗談ゆう仲で、
なんでも言い合える、、、友達だと
思ってた。」
友「バカだねー。気づいてあげなよ。
ずっとあんたのこと楽しそうに
いつも話してくれてたよ。」
た「そうなんだ。。」
たかひろはまた号泣した。
友「由香里のそばにいてあげな。
あんたのこと忘れてるかもしれない
けど由香里は待ってるよ。きっと」
たかひろは、すぐにまた病院に駆けつけた。
由「またきたの?こないでよ。
イヤだー。もうほっといてよ。」
たかひろは由香里を抱きしめた。
た「僕のこと忘れてもいい。
けど、思い出すまでは、ずっと病院に
くるからな。」
と泣きながらゆった。
僕は何年も病院を訪れた。
たかひろは1日由香里をそとにだしたくて
先生に相談した。
由香里とは遊園地での思い出あり、
そこに連れて行ってあげたい。とのこと。
先生の許可ももらえた。
由香里は嫌がりながらも、
たかひろと二人でまたあの遊園地に
行った。
由香里は改札で足をとめた。
由「ここは、、、」
と小さい声でゆった。
た「思い出した??」
由香里は首をふった。
た「由香里はお化け屋敷が好きなんだよ」
と言い、入った。
終わった瞬間、由香里は号泣してた。
由「た、た、たかひろ?」
た「思い出してくれたのか?そうだよ。
たかひろだよ。」
由「私なんでここに、、?」
た「由香里、僕のことだけ記憶喪失なって
たんだぞ。どんだけ辛かったか。」
由「そうなの?ごめんなさい。」
た「もうずっと僕のそばにいてねっ」
由「うん。たかひろのこと大好きなん
思い出した。」
た「うん。ありがとう。思い出してくれて。」
由香里は記憶をとりもどした。
よっぽとおばけ屋敷に思いであった
みたいで、、、
2人はようやくお互いに気持ちを
伝えることがでた。
記憶を無くて初めて相手の気持ちに
気づく。。。
二人は幸せになりました。
#第7回プリコン
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。