あなたside
ラウ「お姉ちゃん!?!?」
『どうしたのラウ、走ったら危ないよ??』
今日もSnowManのみんなのメイクをしています
今日の最後はラウールです
『なにバタバタしてるの?早く座りな?』
ラウ「え、うん…………じゃなくて!!一人暮らしするってほんとなの!?」
『え、うん』
ラウ「は!?!?」
そうなんです
私一人暮らしするんです!!
そろそろしたいなーって思っててそしたら
ちょうどいい物件を見つけて!
お父さんとお母さんに相談したらあっさりOK
を貰ったので早速来週から一人暮らしです!
ラウ「いや!一人暮らしなんて許さないよ!?」
『別にラウの許可いらないもん』
ラウ「いや!いるから!!1番大事だよ!?」
『いらないよ笑、ほらできたよ』
ラウ「ありがとう!!でも!一人暮らしなんて危険すぎるよ!」
『いや、私もう22だよ?大丈夫だから』
ラウ「ダメだね、絶対皆もダメって言うから!」
『え??っちょ!ラウ!?!?』
私の手をとって突然走り出すラウール
もう!廊下走ったら危ないっていつも言ってる
のに←
ラウ「みんな!!きいて!!!」
向「うおっ!びっくりした!」
佐「どうしたでやんすかー?」
ラウ「お姉ちゃんが一人暮らしするって!!」
みんな「一人暮らし!?!?」
『え、そんなに驚きます………??』
ラウ「ねぇ!!危険だと思わない!?」
深「まぁたしかに心配だけどね」
ラウ「ですよね!!」
阿「あなたちゃんがしたいんだったらいいんじゃない?」
渡「俺もそう思う」
目「どこに住むか決めてんの?」
『あ、はい!もう決めてます!!』
岩「じゃあもう俺らが何言っても無駄だよ笑」
佐「ええー!あなたちゃんの家行きたい!行ってもいい??」
ラウ「何言ってるんですか、ダメに決まってるでしょ?佐久間くん」
佐「いや、ラウールに聞いてねえ!!」
ラウ「ねぇお姉ちゃん、俺もお姉ちゃんの家に住みたい」
『え??ダメだよ』
ラウ「なんで!?!?」
『私帰ってくるの遅いし、それに学校から遠くなるんだから』
ラウ「そんなの僕気にしない!!」
『いっぱい遊びにきていいから』
ラウ「やーだ!!」
『えぇ……………』
向「まあまあ、ラウールいっぱい泊まりに行けばいいやん?」
阿「そうだよラウール、あなたちゃんならいつでも泊めてくれると思うよ」
ラウ「………………」
佐「ほら!!飴ちゃんあげる!!」
深「佐久間…………笑」
ラウ「ありがとうございます…………」
岩「あなたちゃん、荷造りとかしてんの?」
『あ、はい!大体はもう出来てます!』
岩「家に運ぶときとか手伝おうか?」
『え?』
岩「重いものとか大変でしょ、手伝うよ」
『いやいや!そんな!!』
ラウ「手伝う!!!」
『ラウール!?』
宮「俺らも手伝うよ?」
『いや、でも申し訳ないです…………』
向「いつもメイクしてくれてるしそのお礼ってことで!」
目「うん、全然大丈夫だよ?」
『じゃあ………お願いしてもいいですか…………』
次回、お引越し!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!