『春だよー』
佐久間「春だねー」
深澤「春といえば?」
佐久間「桜」
深澤「桜といえば?」
『ひらり?』
佐久間「滝沢歌舞伎?」
『腹筋太鼓?』
佐久間「鼠小僧?」
『お丸?』
佐久間「お丸…笑」
深澤「なぁんで笑うんだよぉ!!」
『お丸の稽古中笑えるんよねー笑』
佐久間「見た目ふっかなのに口調お丸の時でしょ?」
『そう笑』
佐久間「笑いこらえるの大変だよね」
『ほんとだよ笑』
深澤「役だからしょうがないだろ!」
『まぁしょうがないんだけど笑』
『翔太、春といえば?』
渡辺「花粉」
『花粉…笑』
『まぁ間違ってはないよね笑』
渡辺「今年の杉酷いでしょ」
『酷いよ。目めっちゃ痒いし鼻がやばいもん』
渡辺「仕事に箱ティッシュ持ってってるもんな笑」
『箱ティッシュあっても心配よ笑』
向井「あっ!あなた見てや!桜めっちゃ綺麗に咲いとるで!」
ガラガラガラ
『あ!康二窓開けちゃダメ!』
向井「なんでなん?」
『( >д<)、;’ハックション』
向井「あ、花粉か」
『そう!閉めてー』
向井「ごめんな」
『いいよー…目痒い』
向井「あ、目薬どこっやっけ?」
渡辺「あなたの目薬ここじゃね?」
向井「あ、そこや、」
『ありがと〜』
渡辺「全然入ってねぇじゃん笑」
『翔太さしてー』
渡辺「やだよ!こえーもん」
『じゃあ康二さして』
向井「ちゃんと目開けといてや!?」
『開けとくー』
ポタポタ
『ありがと』
向井「緊張したわー!」
渡辺「手震えてた笑」
向井「自分でさせるようになってや」
『頑張ってるんだけどなー』
渡辺「もっと頑張れ笑」
『次は自分でさす!』
向井「そうしてください笑」
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皆さんは花粉とか大丈夫ですか?
私はここ2、3年、春に目が痒くなります(誰も聞いてない)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。