第13話

12話
80
2022/05/05 02:43
奏が、アメリカヘ行って一年。
毎週土曜日には、必ず水月に電話をかけて来た。

水月も、それが1週間の楽しみになって居た。

水月は一年たち。
1人暮らしを始めた。


一年前。
電話をしてから。
水月は、奏の声だけでまるで発情期の犬の様に。
体に、熱がたまって居た。


もう、自分の指だけでは満足出来なくなって居た。


水月のアパート。


[ピンポーン。]


荷物が届く。
水月
(買ってしまった。
コレを買ったら終わりだ……って思ったけど…)
箱を開けて。
買った物を見る。

可愛く言えば。
[大人のおもちゃ)
水月
ホント。
こんなの、買う位になるなんて。
どんだけ、奏としたいんだよ。

明日は、土曜日……

ローションまで……買ってるし…
次の日。

土曜日の夜。
水月は、ベットの上で奏の電話を待つ。

隣に。ちゃんと買った物も用意して。
水月
ハァー、電話かかって来て欲しいけど、
バレたら最悪だよな。
そう思って居ると。
電話がかかって来た。
水月
…もしもし。
もしもし。
今日は何かイイ事あった。
まっ、毎週電話してるからなぁ。

でさぁー……
やっぱり。
奏の声を聞いただけで、水月の身体は熱くなる…

何事も無いように話しながら。

快楽に溺れ始める。

最初は、自分の物を擦る。
じょじょにソレはエスカレートし。

あの、おもちゃに手が伸びたもう。
指では、満たされないと。
水月
うぅん、ハッっ
水月?
苦しそうだけど大丈夫?
水月
あっ、ちょっと風邪っぽいだけ。
じゃあ、電話切ろうか?
水月
ううん、大丈夫だよ。
水月は奏の声に、発情しながら手を動かす。
じゃあ、またな。
おやすみ。
水月
うん…おやすみ。
電話が切れたとたん、我慢していた声が漏れる。
水月
アッあ。
か 奏、かなでが欲しいィ

こんなんじぁ、ぅアッアァたりない。
ハァハァ。

欲しいィ。イッ イッパイ。

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