胸ばかりを攻められて
もうどれくらい経ったんだろう
これだけされれば
私の理性なんてものは軽く吹っ飛んだみたいで
自分でも引きそうになるほど声が上がる
身体を寄せればすぐに当たるそこに
ぐりぐり私を押し付ける
こんなことしたことがないから
もう完全にジミンの思う壺。
厭らしく笑うと
私の腰をぐっと引いて
自分のに押し付けるジミン
わざと私の耳元で囁くと
腰を引いて太腿で私の太腿を支えて
ぐっと指をナカへいれてきた
ぬぷっとゆっくり埋まるような感覚...
身体の重みもあってか
深くまで入ってるみたい
クスッて笑ったジミンの温かい吐息が耳にかかって
びくんって身体が返事をする
それを見逃さずに
わざと荒く息を吐いて
耳に舌を滑らせてくる
またくすっと笑うから
私もまた身体が跳ねちゃって笑えてきた
じっと私を見上げて言うから
まだ自分がジミンの上にいることにハッとして
急に恥ずかしくなってきた
そう口にしたと思えば
ちゅっと軽くキスされた
そしてまたじっと私の目を見る
少し上目遣いになる可愛い目
眉毛...すごく綺麗だな
男らしいのにキレイ
褒めてるのにむすっとした表情になった
なんでだろう
私の好みの眉を顰めてる
うん、やっぱりすごくいい
好きだな...
意地悪に口角を上げると
ふわっと私をベッドに押し倒して
一気に着てるものを下ろしたのが分かった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。