慣らすように
ゆっくりゆっくり出し入れが繰り返される
艶かしい音がするから
すごく感じちゃってるなって
自分でも分かった
ゆっくり動いていたはずの腰は
いきなりグッと私の身体に押し付けられた
そのまま腰をぐりぐりしてくるから
奥もぐりぐり刺激されて
急な気持ちよさにやっぱり私の身体は驚いてる
与えられる気持ちよさを感じながら
首を振ってみたのに
次に始まったのは
入り口まで抜かれて
一気に奥まで突き刺す動き...
やばい
イきそう
もう簡単にこの感覚が分かるようになってしまった
身体を起こして私の脚を抱えて
ガンガン腰を打ちつけるジミン
身体にぐっと力が入り始めて
彼に手を伸ばすと
自然とキレイな頬に触れた
ジミンの頬に触れながら
ガンガン揺れる身体に力を込める
身体の奥がぎゅって縮こまるみたいな快感
力の抜けた手が落ちる前に
頬を覆う私の手をジミンの手が覆った
厭らしく笑う笑顔に目を奪われていれば
私から抜け出て
私をくるっとひっくり返すと
腰を支えて後ろから突っ込んできた
ジミンが動くと
ぐちゅぐちゅ音が鳴る
敏感なソコはもっとって欲しがって
勝手にジミンの方へ揺れる
びくんって大きく身体が跳ねたのは
ジミンの舌が背中をツーっと滑ったから
そんなことでこんなに反応しちゃうなんて
自分でも驚いた
背中がこんなに気持ちいいなんて
知らなかった
四つん這いになるなんて
なんか...恥ずかしいし
好きじゃなかったけど
背中に何度もキスされて舌で愛撫されて
腰を両手で掴んで
奥を突き上げられれば
また簡単に昇りつめてしまう
甘い吐息が漏れたと思えば
さっきよりさらに打ちつける力は強くなった
与えられる快感の大きさに
おかしくなりそう
ぺたっとヘタってベッドに崩れた身体
ジミンは私の背中に唇を寄せて
綺麗な声で感じてるけど
動きはとんでもない
バンバンって痛いほどに腰とお尻がぶつかった後
勢い良く抜け出てしまったから
私はへたっとベッドに身体を預けた
ジミンのエロい声がしてすぐ
ポタポタと背中に雫が飛んだ
後ろを向けば
そそり立つものに手を掛けて
大きく胸を上下させてるジミン
目を伏せて私を見る表情があまりにも官能的で
終わったはずなのに身体が疼いた
いつもなら根を上げる私も
今日ばかりはまだまだ欲しいなんて...
自分からジミンに
起こしてって手を伸ばした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。