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どうも!あなたです
今はるぅとさんと、お出かけ中なんです
その理由は……
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え?
と、少しずつ私に歩み寄って来るるぅとさん
私が言うと50cmほど前でピタッと止まった
少しためらった様子で話を続けてくれる。
そして一つの考えが頭をよぎった
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るぅとさんはあたふたした様子で言っていた
顔が赤くなったような気がしたけど
……そして今に至ります
るぅとさんは私の歩調に合わせて進んでくれている
思い切った様子でるぅとさんが言った
ついつい敬語が抜けてしまって直ぐに直した私を見て
『くっくっ……』と、声を抑えて笑っているるぅとさん。
ぐぬぬ……←
爽やかな顔で言われたから少しムカついたけど。
やっぱり少し腹黒い?
『普通ですよね?』と言ってくるるぅとさん……
『ちょっとした冗談です。』と
理解するにはちょっと無理があるけど
そして可愛らしい家具や小物がおいてあるお店に着きました!、いかにも高そうに見えるけど……
大袈裟に笑顔で言っきて私の手を取って歩いている
〜お店〜
すっごい笑顔……しかも周りの人たち見てるよ、
逆に怖いし、遠慮しちゃうんだけど
やばい……笑顔が爽やか過ぎて怖いから、やめて!るぅとさん
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ムスッとした顔で言ってきたるぅとさんを見ると少しは私ももうちょっと頼ればよかったかな……なんて思うけどけど、これで
ルンルン気分で笑顔で私が返していたら
……今の笑顔、凄く寒気したんだけど
ここは……
ま、ま、ま、待ってよ今女子にめっちゃ人気なところじゃん『Strawberrycafé』は今女子の間ですごく流行っている所では?
それが何でるぅとさんが知ってるんだろう
あ、ちなみには私はまなっち先輩に教えてもらったけど、映え?とか言ってたな
なるほど理解……にしても
肩をガシッと掴まれ、るぅとさんは驚いた顔で聞き返してくれた
私の独り言が聞こえたのだろうか、だけどるぅとさんの一言で周りが一気にこちらを向いた
ーお店の中に移動中ー
お店の中は落ち着いていてクリスマス仕様の音楽はMelodyさん達が作ったであろう曲が話の邪魔にならない程度に流れていて、周りには女の子達が沢山いるから私とるぅとさんがいることが凄く目立ってる気がする……
そしてるぅとさんはコーヒー、私はレモンティーを頼んだ
コーヒーを一口飲んでからそう、きいてくれた
話をしているとるぅとさんが顔が見えない位に俯いていたので
そう言いかけると
先程とは違い、優しい笑顔を返してくれた
不意にキュンとしてしまった私は、この、顔はホワイト性格ブラックに限ってない、と思ってしまった
と、怒ってるるぅとさん、やっぱり可愛らしいです
そう言ってレジ前でお会計をしてくれました
ー街ー
PM5:30
ティータイムが終わると何もすることがなくて街を歩きながらるぅとさんと話をしていた
そんな中、
そしてるぅとさんは私が公園のベンチに座ることを確認してから向かって行きました
PM5:35
口調が悪そうな2人組が公園の前を通ると私を見つけ
と、こちらへ向かってきた
そんな言葉に目もくれず
と、
そんな中
そう言って私の腕を掴んでグイッと引き寄せた
私に聴こえるようにそっと話してくれた
そしてヤンキーは去っていった
そう言ってその人は帰って行ったけど私は
もう見えなくなったけど聞こえてて欲しいなと思っていた
PM:6:00
あたりもうすっかり暗くなっていた中
ツリーにも明かりが灯っていた
不意に出てしまっていた言葉
“綺麗”その三文字では表せないくらいに、目が離せないくらいに
さっきのって?水色の人が助けてくれた事?
『僕はダメですね』って言って謝ってるって……
二人とも、無言になっちゃったな
……
私とるぅとさんは声が被ってしまってしまったが、
そう言い、私の前に差し出してくれたのは
可愛らしいピンクでうさぎが書いてあるのマグカップが蓋が透明な白い箱に収まっている
『私に?どうして?』そう言おうとしたが上手く言葉にできなくて、
笑顔で言いたかったけど視界が歪んでしまって、結局泣いてしまった
辛そうに苦笑いをするるぅとさん、だけど
『え?』と不思議そうに言ってきたけど
『あ、別に嫌なわけじゃないんですよ!』と付け加えたけど
私はさっきから気づいていたけれどもるぅとさんは気付いて無かったみたい
私がるぅとさんの涙を拭うと『かっこ悪いですね(笑)』と、穏やかな笑顔で笑っていた
私が見たことの無い、向日葵の様な一際眩しい笑顔で、笑ってくれた
そして、その日の出来事は一生、いや、永遠に忘れることが出来ない思い出になっています
ー後日ー
呆れた様子で言ってきたるぅとさん、だけど私は
……結局、捕まって仕事が終わってからやったけど……
ーその夜ー
その姿に自然と笑ってしまった
そして二人が座ると、まなっち先輩がニヤニヤしながら
私が不思議そうに聞き返すと
驚きの余りに変な声が出てしまったけど
『るぅちゃんも、その黄色持ってたよ〜』と、
驚きの余りに言葉がでない私を美葉先輩が
と、揺ってきたけど
言葉が右から左の穴へ聞き流す事しか出来なくなっていた
まなっち先輩が何か言いかけたけど、美葉先輩がさえぎったし、私にはあまりにもさっきの話が衝撃的でやはり、これ以上話を聞けることは出来なかった
ー翌日ー
『どうしました?』と、何も分かってない様子
『あぁ、そうでした』と
言葉がでない私を見てるぅとさんは
間抜けな声が出てしまう私だけど
その考えなら理解出来るな、と
と、クスクス笑ってくるるぅとさん、腹が立ってしまって
『しょうが無いでょ……』とだんだん声が小さくなっていく私。
グイッと私の背中を押し、『僕も仕事があるんですから』と
結局、すぐ仕事に戻った私でした
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追伸、昨日出した謝罪の奴?は消しました。
これから頑張るぞー(棒)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。