今日からはメイド!!!!
言葉使いも気をつけなくっちゃ!
恐る恐る、先輩メイドさんがいる部屋へ
と、明るい声があがった
茶髪で毛先は紫のストレートヘアーのひとだ
と、もう一人の先輩らしき人が言った
落ち着いている彼女は髪色はピンク、ポニーテールの人で、メガネをかけていた
隣の先輩?とは対照的な人だった
えっと……なんと言うか……
明るい人だ
取りあえず私はペコリとお辞儀をした
“みーちゃん”こと、美葉先輩は『それは後にして……』と愛奈先輩を振り払って、
と、興奮気味に私の手を握ってきた
私は勢いよく頭を下げ、
そして頭をあげると……
二人は泣いていた
少し動揺したが、こんな反応されるとは思ってもいなかった
そして美葉先輩は人差し指で涙を拭って
そう言うと先輩達は
と言って、ある場所へと連れて行かれた……
と、愛奈先輩は……いや、“まなっち先輩”は
何故か張り切っていた
〜移動中〜(ハヤクナイヨネ?By作者)
先輩達に連れられていると、ある事が頭をよぎった
私は頭の中がハテナでいっぱいだった
美葉先輩はそこで会話が途切れていたけどまなっち先輩が話を進めてくれた。
そう、まなっち先輩が教えてくれた
と、まなっち先輩が笑うと
大きな青い扉があり、そこには『メイド室』と書いてあった
そう言われて美葉先輩の手には可愛らしいメイド服があり…
拝啓、最愛なるお父様、お母様
私は今、メイドの先輩方が私を育ててくれようとしています。
でも、メイド服って可愛いのがいいのかな……?
--------キリトリ線--------

追伸、吹き出しと髪の色一致してない件についてww
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。