第23話

冨岡side 3
6,446
2020/02/22 16:21
冨岡 義勇
冨岡 義勇
俺は少し席を外す。
これ、食べてくれ




そういい食事を出すと



キラキラした眼差しで

ご飯を眺めていた。
あなた
あなた
あ、ありがとうございます!!!!
美味しそう…ッッ


いただきます!!!!




満面の笑みでご飯を食べだし



こちらまで顔がほころんだ。





それから俺は自室へと入り



日記と手紙を書き、それから少しした用事を済ませ



居間へと向かった。









すると




奴はもう食事を済ませていて


食器をあらってくれていた。





冨岡 義勇
冨岡 義勇
洗い物など構わないのに。
すまない。




そういうと何故かビックリしたような顔を


こちらに向け




すぐ笑顔になり
あなた
あなた
いえ!!!!
こちらこそ
美味しいご飯ありがとうございます!!!!
美味しすぎて
ほっぺたが落ちるかと思いました






顔から幸せが読み取れるほど





滲み出ていて。



思わずフッと微笑んでしまい



冨岡 義勇
冨岡 義勇
それならば良かった。
喜んでくれて俺も嬉しい。





こんなにホッコリした気分になるのは




いつぶりだろうか……












本当にこいつは

愛らしいやつだ……
冨岡 義勇
冨岡 義勇
あ、風呂…
汗かいただろう。
俺は部屋にいるから
ゆっくり入ってこい。





奴は少し戸惑ったような顔をしたが




すぐに風呂へ入る準備をしていた。









部屋にいると言ったものの





俺も腹が減った……








とりあえずご飯を食べようか……








ご飯を食べている最中



風呂場から
チャプチャプ音がする度






何故かすごく心拍数が上がっていく感じがし






ご飯に集中出来なかった……
















あなた
あなた
ふぅ…さっぱりしたぁ~





風呂から出て居間へときた。







風呂上がりの奴は







すごく色っぽく







なおも女らしさが出ていた。








……だめだ。






余計なことを考えてしまう。







俺も早く風呂に入ろう。
冨岡 義勇
冨岡 義勇
出たのか。
空いてる部屋でゆっくりしていてくれ。





このまま、こいつと一緒にいるのは





少しばかり理性が保てない……










そう思い


一言だけ伝え


足早に風呂場へと向かった

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