第4話

3
9,402
2020/02/20 06:01
すっかり


空全体がオレンジ色になり



少し肌寒くなってきた。
不死川実弥
不死川実弥
おい、何してんだァ~!!




振り返ってみると


御館様の屋敷の門のところに

師範が立っていて



よく見ると
他の柱の皆様もそこに立っていらっしゃって


私は慌てて持ってきていた手ぬぐいで

足を拭き


すぐさま走って向かった























あなた

す、すみません!!!!

皆様申し遅れてすみません。
わたくし
風柱様の継子あなたと申します。
よろしくお願い致します




初めてお会いする方の方が多い柱の方々



威圧感がすごい……ッッ
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
あ、いつも不死川さんが
話していた子ね〜
可愛いわ〜ッッ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
初めましてあなたさん。
お話は
いつも不死川さんから聞いていました。
お会いするのは初めてですね
これからも頑張ってくださいね。
冨岡義勇
冨岡義勇
……
悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼行冥
あぁ…
これからも精進し続け
不死川と共に頑張ってくれ
時透無一郎
時透無一郎
……初めまして
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
うむ!
君が不死川の継子のあなたか!!!!
よろしくな!!!!
伊黒小芭内
伊黒小芭内
…いつも不死川から聞いている



ほぼ皆さんが口を揃え



(不死川さんから聞いている)




と言ってくれた。



ということは宇髄さんが言ってくれたことは


本当だったんだ……




チラッと師範の方を見てみると


真っ赤に顔を染めていて


口元を手で隠していた。



そして宇髄さんを見てみると




必死に笑いをこらえていた
不死川実弥
不死川実弥
おら、行くぞォ



そういい

さっさと歩いていく師範



私は柱の皆様に一礼をし


師範の背中を追いかけた

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