いつも同じ時間に起きていたので、体に習慣が染み付いており、体を起こすことが出来た
外の様子を伺うと、空は昨日の晴天とは打って変わって曇天で、雨が降っていた
とても気持ちよさそうに眠るので、起こすのが申し訳なく思い、今はまだ起こさないでいた
蜜璃さんは桜餅が大好きです
だからこそ、大好きな桜餅に溺れる夢となると、好きなはずなのに嫌な思いをする...かなり複雑でしょう..
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この方は蛇柱の伊黒小芭内様
柱の皆さんの中ではとてもねちっこい方だと言われていますが、正しいことを言ってくださる方で、尊敬してしまいます。
私が見る限り、どうやら蜜璃さんに思いを寄せているとか...
伊黒様の太刀筋は曲がるのです!
とてもすごい剣技をお持ちです..!
そうして蜜璃さんとお別れした直後..
この方は炎柱の煉獄杏寿郎様
とても元気な方で、どのようなことにも真剣に取り組まれる方です
この方の熱い意志は、その場にいる皆の心にも刺さります
煉獄様は蜜璃さんの元師範だそうです
お2人と合流し、任務に向かいます
こうして柱2人と共に任務へ向かわせて頂けるのは本当に幸運です
少し私の特権のような気がしますが、耀哉様のお話では、柱の皆様が持ち出してくださったお話だそうで、遠慮する訳にもいかない
この機会を大切に頑張ります
お寺のような場所に着いた頃、日は落ちており、鬼の出る夜になっていた
お寺は古く、使われているようではなかった
形を保っているのは中心にそびえる1本の柱のようだった
少しでも傷つけてしまえばすぐにでも壊れてしまいそうなくらいボロボロなお寺
鬼の見た目は子供のように思われた
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!