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2020/12/31

第18話

戦闘の時間①

ドサッ





_清水@シミズ_(なまえ)
清水シミズあなた
っ!!
_清水@シミズ_(なまえ)
清水シミズあなた
カルマ!
いくら超体育着を着ていても、3階建ての屋根から落ちたのだ。


それなりの衝撃があると思い、身構えたが、思っていたほどの衝撃がなかった。


それもそのはず…


落ちる時には私が下側になるはずだったのに、いつの間にか私がカルマに庇われていた。


カルマは呼びかけても応答がなかったため、一瞬ドキッとしたが、気を失っているだけで息はしている。

よく見ると、撃たれた場所と思われる腹部から出血していた。


私は急いで応急処置をして、周りの気配を探る。



周囲に2つの気配があるのに気づいた。


すぐに通信を入れて、渚たちと連絡を取ろうとしたが、繋がらない。

仕方なくスマホを開き、素早く律を呼び出した。


_清水@シミズ_(なまえ)
清水シミズあなた
律、今動ける人に連絡をお願い
自律思考固定砲台『律』
自律思考固定砲台『律』
了解です!
律は私のスマホの中でビシッと敬礼して、スマホから出ていった。




改めて周囲の気配を探る。

気配のうちの1つは一般人。運の悪いことにおそらく、KZのみんな。

私は今更だと思いながらも、超体育着のフードを深く被り直した。



その反対方向からは、明らかに一般人ではない殺気を放って複数人がこっちに歩いてくる。

その異常なほどの殺気を放った人達は、私のいる場所からすぐ側に来ていた。

ちょうど電灯が逆光になって顔が見えないが、1度体験したことのある殺気にそっくりで、背筋が凍るのを感じた。
???
???
久しぶりだなぁ、 清水・・  あなた
今のを聞いて、その相手が私の中で確定された。


“清水”をわざと強調してフルネームで言うところがムカつく。


私は、意識がないカルマと少し離れたところにいるであろうKZを庇うようにして、その相手と向かい合った。








_清水@シミズ_(なまえ)
清水シミズあなた
……鷹岡
鷹岡明
鷹岡明
ひどいな〜、とーちゃんを呼び捨てにするなんて

それに鷹岡はわざと・・・、少し離れたところにいるKZのみんなにも聞こえるように、私の名前を強調して言った。

……もう、隠し通せないかな…



もし、私のことがみんなにバレたとしても、私がみんなを守らないと…

今動けるのは私しかいないんだ。

今は、この場を乗り切ることだけを考えよう。

_清水@シミズ_(なまえ)
清水シミズあなた
私はあなたを父親だと思ったことはないし、思いたくもない
_清水@シミズ_(なまえ)
清水シミズあなた
それはE組のみんなだって同じこと
私は鷹岡を睨みながらそう言った。


鷹岡の他には、その部下と思われる人が3人。

その相手を1人でしないといけない。

できるか分からないけど、やるしかないんだ。


そう思って私は、腰から対殺せんせー用・・・・・・・のナイフを抜き、身構えた。

そう、対殺せんせー用のナイフを、だ。

今日は下見の予定だったから戦いになる予定はなく、本物のナイフは持ってきていない。

私はナイフより銃が得意だから、銃ならあるが、この距離からだと避けられてしまうだろう。

それに、いくら夜でもすぐ近くには家がある。

一般人に気づかれるのは面倒だから避けたい。

となると、銃のように大きい音が鳴るものをそう何発も撃てないのだ。



私は鷹岡に向かって、走り出す。

人間には無害なこのナイフでも、できることはあると思い、ナイフを振った。

目潰しを狙ったのだ。

しかし、それも簡単にナイフごと弾かれてしまった。

そのまま手首を掴まれる。

握力が強く、振り払えない。

そのままの状態で鷹岡は話しかけてきた。
鷹岡明
鷹岡明
お前では俺には勝てない
鷹岡明
鷹岡明
接近戦より、遠距離の方が得意なんだろ?
_清水@シミズ_(なまえ)
清水シミズあなた
…接近戦が出来ないとは言ってない!
_清水@シミズ_(なまえ)
清水シミズあなた
それに
私は回し蹴りをして、怯んだすきに鷹岡との距離を取る。
_清水@シミズ_(なまえ)
清水シミズあなた
あんたは殺せんせーよりも遅い!