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2020/11/28

第16話

本当の始まりは知っている
私たちは盗聴器を紙袋の裏側に仕掛けて、元あった場所に戻しに行った。
若武和臣
若武和臣
よし、これで完璧だ!
若武はやっと自分の意見が通ったからか、機嫌がいい。
上杉和典
上杉和典
おい、その盗聴器が見つかった場合のこと考えてんのか?
若武和臣
若武和臣
もちろんだ!
若武和臣
若武和臣
そこの所は問題ない!
……本当に大丈夫なのかな。


黒木貴和
黒木貴和
あーや、時間、まずくない?
立花彩
立花彩
え?
立花彩
立花彩
あーー!
立花彩
立花彩
もうこんな時間だ!
立花彩
立花彩
私帰らなきゃ
若武和臣
若武和臣
じゃあみんなであーやを送ってから、解散だ
若武和臣
若武和臣
あーやは家に帰ってから、今回の事件についてまとめておけ
立花彩
立花彩
うん!
私たちは公園から出て、私の家に向かって歩いていた。

そんな時、若武があなたの話題を出した。
若武和臣
若武和臣
それにしても…あいつ何者なんだ?
探偵チームKZのみんな
・・・
立花彩
立花彩
あなた、中学生の時と変わったよね
小塚和彦
小塚和彦
うん、僕もそう思う…
上杉和典
上杉和典
高校になって変わったってことは、中3で何かがあったんだな
黒木貴和
黒木貴和
これは推測だが、
黒木貴和
黒木貴和
中3であなたが変わったってこと、あなたの中学が椚ヶ丘中学校ってこと、謎の超生物事件が起こったのも中3ってこと
黒木貴和
黒木貴和
それを合わせて考えると…
立花彩
立花彩
!!
立花彩
立花彩
確かに謎の超生物事件を調べることになった時、あなたの様子がおかしかった
若武和臣
若武和臣
じゃあ、やっぱりあなたは超生物n_
立花彩
立花彩
でも!
立花彩
立花彩
あなたはニュースで初めて知ったって言ってたよ?
若武和臣
若武和臣
それ、本当かどうかわかんないだろ
立花彩
立花彩
それを言うなら、あなたが嘘ついてたっていう証拠もない!
確かに、あなたは怪しいけど…

でも、あなたは私に嘘はつかないって信じてるから!

みんなが怪しんでも、私は信じてるって決めた。

だって、あなたは小学校から一緒で、私が1番あなたのことは分かってるつもり。


もし…もしあなたが嘘ついてたとしても、きっとなにか理由があるんだ。

どうしても言えない、理由が…
小塚和彦
小塚和彦
あ、あのさ、もし若武の言おうとしてたことの通りだったら、1年間もその超生物に脅されて過ごしてたのかな…
探偵チームKZのみんな
っ!!
小塚くんの言葉にみんなが黙り込む。



















バンッ











ドサッ













突然、沈黙の中に大きな音が、夜の路地に響く。


私たちは顔を見合せた。


音が聞こえた場所は、ここからかなり近いように感じる。

まず若武が、音が聞こえた方に向かって、走り出す。


それに続いて私たちも若武について行くと、



そこには、



人が2人・・覆いかぶさるようにして倒れていた。



慌てて、若武が駆け寄ろうとする。

しかし、向こうから、こっちに向かって歩いて来る人がいるのが見えた。

少なくとも、4人いるのが分かる。

明らかに一般人には見えないのが、ここからでもよく分かった。


とっさに上杉くんが若武を引き戻す。

私たちは、建物の影から様子を見守るという形になった。
































これは、たくさんの偶然が重なって起きた事件の、本当の始まりだった。