第42話

24話
1,116
2021/05/02 22:45


あれから、何回も何回も何回も夢でいじめられっ子を救って、殺される日々が続いた


いじめられる子は、毎回違って一人だけいじめられるときもあったし2,3人が同時にいじめられているときもあった

時には蒼やすとぷりが、いじめられるときもあった


それに俺が助けないと、夢が終わることはない。ずっといじめの現場を見なければいけなかった
何回もこの夢が続き、俺も疲れてきた
(なまえ)
あなた
…………………
はぁ…………
今日は、誰がいじめられている夢を見るのかなぁ…
早く寝たほうが、負担がないからもう寝るか
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(なまえ)
あなた
パチッ
ここ、いつもと違う場所じゃん


いつもは、真っ白で殺風景なところにいた


でも今は、倉庫?というか俺らの練習場の隅っこにいる
いつも目障りなんだよ!お前ら
僕たち、貴方等とグループになって後悔した。だから今度は貴方等が後悔して

グループ?
ころん
ころん
ごめんなさい
ジェル
ジェル
こんなゴミが、この世に存在してごめんなさい

ころんとジェル………
グループ=すとぷり
なら……

1番デカイ人がなーくん、2.3番目はるぅととさとみ1番ちびが莉犬……


嘘でしょ………前、いじめはしないって言ったのに……


ドカッ     ガキン


男子4人に攻められて痛いんだろうなぁ……


夢だって分かってるけど、これ以上辛い思いはさせたくない

止めなきゃ
(なまえ)
あなた
や………ぁぅ……
喋れない
じゃあ動くしかないの?
(なまえ)
あなた
ふっ………ぁぅ………

動こうとしても無駄だった

俺が、止めようとしている間にも、ジェルところんはボコボコに殴られていた


さっきまでは「ごめんなさい、ごめんなさい」と言っていたのに、今は感情のない人のようになっている
ななもり
ななもり
お前らは生きてても意味ねぇんだよ!
さとみ
さとみ
お前らのせいで、どれだけ俺らが苦しんだと思ってるんだよ!
莉犬
莉犬
もう、苦しめんな!
るぅと
るぅと
僕たちの前から消えろ!


あの暴言は、ジェルところんに向けられていると分かってるのに、俺に言っているように感じてしまう

ガラララ
あなた
あれ〜?お前らまだいたんだ
ななもり
ななもり
そうそう。俺たちも強くならなきゃいけないしね!
ころん
ころん
そのときは、やっぱり練習が必要だよ!
ジェル
ジェル
あなたも一緒にやらへん?
あなた
おっ!いいね〜。殺ろうぜ!
るぅと
るぅと
あなた、やるは「殺」じゃないですよw
莉犬
莉犬
多分あなたはそのつもりないんだよ
あなた
そうそう。莉犬の言うとおり



あの会話って









一昨日した会話じゃん。記憶を俺に見せてくれてるのか
すごく防音素材で造られている練習場なのに、大声が何回か聞こえたから俺も、倉庫に向かったんだ


倉庫を開けたときに、ころんとジェルがボロボロになってるからいじめだと思った。けど、なーくんとかの言葉で、納得しきっている自分がいた
それに、俺が「みんなはムカつく奴、いじめようと思う?」って聞いたら「いじめるわけないじゃん」と言ったことで、完全に信じてしまった…
俺は、甘かった。あの時もっと疑問を抱いていたら……
もっと、俺がすとぷりに警戒心を持っていたら……
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(なまえ)
あなた
パチッ ふぁ〜…………
寝たか分からない……記憶で疲れた
どうしよう………
いじめだと分かる証拠を掴まなければ……
(なまえ)
あなた
………そうだ
俺がいつもあまりやっていないスキンシップをたくさん取ってみよう

肩とか背中をたくさん殴られていたから、叩いたら絶対痛いはず
少しの表情の変化を感じ取って聞いてみれば、多分大丈夫
(なまえ)
あなた
みんなに自然な態度を取らなきゃ……
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作者
どうもみなさん!
2章がはじまりました!
作者
今回の話は、どれくらいの時間でかけたかというと……3分28秒でした!
ネタや書く時間も3分28秒に含まれているので、薄っぺらい内容だと思いますw
作者
最近、投稿できなかったお詫びで、できるだけ投稿したかったのです💦
作者
次の投稿は明日頃になると思います!

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