第30話

今の俺は
37
2022/01/13 00:27
ユウ
ユウ
ねぇさん
ユウ
ユウ
聞こえてないだろうけど俺は今幸せだよ
ユウ
ユウ
司の捉え方があってたなんて誰もわからない
ユウ
ユウ
俺だって分からない
ユウ
ユウ
きっと神もこれで、この運命に辿り着かせて良かったのか分からないはずだ
ユウ
ユウ
だけど俺はそれだと信じる事にした
ユウ
ユウ
小さい頃は本当に何も考えてなくて、中学とかもクソガキだったよな
ユウ
ユウ
反抗期は逃れられない
ユウ
ユウ
なんて誤魔化しても無駄だけど
ユウ
ユウ
少しは真面目になって高校に上がってもアレルギーでバカにされてばっかで
ユウ
ユウ
みんなは1から人生始めたのに俺は-50ぐらいから始めた気分になって神を恨んだ事もあった
ユウ
ユウ
でもそれは仕方なかった
ユウ
ユウ
運命だったんだよ
ユウ
ユウ
それで司
ユウ
ユウ
いや、ワンダーランズ×ショウタイムのみんなにも会えた
ユウ
ユウ
こんな運命を恨んでいた時期の自分は、もう俺はどんな事も楽しめない
ユウ
ユウ
どんな時も重りを抱えて
ユウ
ユウ
みんなより少し遅れてからスタートなのかってずっと思ってた
ユウ
ユウ
その時はそれしか考えられなかった
ユウ
ユウ
そんな時助けてくれたのはねぇさんだったよな
ユウ
ユウ
ねぇさんにはいつも感謝してる
ユウ
ユウ
司に会えたのも、1つの欠片が無かったら出来なかったことだ
ユウ
ユウ
その1欠片はねぇさんが持ってた
ユウ
ユウ
それを俺にくれて
ユウ
ユウ
俺は初めて頼れる
ユウ
ユウ
信頼出来る友達仲間が出来た
ユウ
ユウ
暁山に会えたのもねぇさんのおかげだったし
ユウ
ユウ
俺、助けられてばっかだな
ユウ
ユウ
ねぇさんのが先に生まれただけでこんなに頼っていいのか
ユウ
ユウ
俺はねぇさんを頼らないと生きていけないのにねぇさんは頼らなくても生きていける
ユウ
ユウ
それが不思議でしかない
ユウ
ユウ
俺はまだ未熟だな
ユウ
ユウ
でもそれでもこれから強くなっていくはずだ
ユウ
ユウ
いつかはアレルギーが直せる治療が出来るかもしれない
ユウ
ユウ
でも今は無い
ユウ
ユウ
そんな無い時代で生きたのは俺だ
ユウ
ユウ
今の俺は誰も恨まない
ユウ
ユウ
俺自身が変わろうと頑張ってる所をねぇさんちゃんと、
ユウ
ユウ
見守っててくれよ?
ユウ
ユウ
来世でまた
ユウ
ユウ
来世では頼られるように
ユウ
ユウ
俺も弱いままではいないって決心した
ユウ
ユウ
絶対変わってみせる
ユウ
ユウ
絶対にねぇさんが誇れる家族の一員になってみせる
ユウ
ユウ
今の俺みたいにねぇさんが誇れる位置に次はねぇさんがなるように
ユウ
ユウ
努力する
ユウ
ユウ
今度は頼ってばっかりではいない
ユウ
ユウ
そう決めたんだ
ユウ
ユウ
だから俺にもう一度チャンスをくれ
ユウ
ユウ
もう1度
ユウ
ユウ
もう1度ねぇさんの隣で
ユウ
ユウ
今度は生まれつき病気とかでもいい
ユウ
ユウ
どんなに不利な立場でもそれも運だ
ユウ
ユウ
ねぇさんの隣で、笑えるように
ユウ
ユウ
ねぇさんが隣で、笑えるように
ユウ
ユウ
次はこんなHAPPYENDのストーリーで終わりたい
ユウ
ユウ
このアルバムみたいに
ユウ
ユウ
小さい頃みたいに笑顔で
ユウ
ユウ
ねぇさんの隣を
ユウ
ユウ
ねぇさんの傍を
ユウ
ユウ
ねぇさんの事を
ユウ
ユウ
支えられるようになりたい
ユウ
ユウ
そのために俺頑張る
ユウ
ユウ
だから天国で
ユウ
ユウ
俺の努力を見守っててくれよ
ユウ
ユウ
俺の誇りの自慢のねぇさん
天馬司
天馬司
ユウ、そろそろ始まるぞ
ユウ
ユウ
あ、今行く
天馬司
天馬司
ユウが始めて出るショー
天馬司
天馬司
お客さんもユウも楽しめる最高のショーにするぞ
神代類
神代類
あぁ、
鳳えむ
鳳えむ
はーい!
草薙寧々
草薙寧々
うん
ユウ
ユウ
みんな
ユウ
ユウ
ありがとうな!
鳳えむ
鳳えむ
じゃああれ言おっか
天馬司
天馬司
ユウもちゃんと言うんだぞ?
ユウ
ユウ
あ、おう
鳳えむ
鳳えむ
せーの
鳳えむ
鳳えむ
わんわん〜?
天馬司
天馬司
わんだほーい!
鳳えむ
鳳えむ
わんだほーい!
神代類
神代類
わんだほーい
草薙寧々
草薙寧々
わんだほーい
ユウ
ユウ
わんだほーい…
鳳えむ
鳳えむ
^^*
鳳えむ
鳳えむ
みんなで言うと楽しいね
神代類
神代類
そうだね
草薙寧々
草薙寧々
そろそろ行かないと
天馬司
天馬司
そうだな
天馬司
天馬司
ユウ、行こう
天馬司
天馬司
みんなが待つステージへ
作者(代理)
作者(代理)
読むのお疲れ様でした
作者(代理)
作者(代理)
次回少し私が話すのでよかったら見てくださーい

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