ねぇさん
聞こえてないだろうけど俺は今幸せだよ
司の捉え方があってたなんて誰もわからない
俺だって分からない
きっと神もこれで、この運命に辿り着かせて良かったのか分からないはずだ
だけど俺はそれだと信じる事にした
小さい頃は本当に何も考えてなくて、中学とかもクソガキだったよな
反抗期は逃れられない
なんて誤魔化しても無駄だけど
少しは真面目になって高校に上がってもアレルギーでバカにされてばっかで
みんなは1から人生始めたのに俺は-50ぐらいから始めた気分になって神を恨んだ事もあった
でもそれは仕方なかった
運命だったんだよ
それで司
いや、ワンダーランズ×ショウタイムのみんなにも会えた
こんな運命を恨んでいた時期の自分は、もう俺はどんな事も楽しめない
どんな時も重りを抱えて
みんなより少し遅れてからスタートなのかってずっと思ってた
その時はそれしか考えられなかった
そんな時助けてくれたのはねぇさんだったよな
ねぇさんにはいつも感謝してる
司に会えたのも、1つの欠片が無かったら出来なかったことだ
その1欠片はねぇさんが持ってた
それを俺にくれて
俺は初めて頼れる
信頼出来る友達が出来た
暁山に会えたのもねぇさんのおかげだったし
俺、助けられてばっかだな
ねぇさんのが先に生まれただけでこんなに頼っていいのか
俺はねぇさんを頼らないと生きていけないのにねぇさんは頼らなくても生きていける
それが不思議でしかない
俺はまだ未熟だな
でもそれでもこれから強くなっていくはずだ
いつかはアレルギーが直せる治療が出来るかもしれない
でも今は無い
そんな無い時代で生きたのは俺だ
今の俺は誰も恨まない
俺自身が変わろうと頑張ってる所をねぇさんちゃんと、
見守っててくれよ?
来世でまた
来世では頼られるように
俺も弱いままではいないって決心した
絶対変わってみせる
絶対にねぇさんが誇れる家族の一員になってみせる
今の俺みたいにねぇさんが誇れる位置に次はねぇさんがなるように
努力する
今度は頼ってばっかりではいない
そう決めたんだ
だから俺にもう一度チャンスをくれ
もう1度
もう1度ねぇさんの隣で
今度は生まれつき病気とかでもいい
どんなに不利な立場でもそれも運だ
ねぇさんの隣で、笑えるように
ねぇさんが隣で、笑えるように
次はこんなHAPPYENDのストーリーで終わりたい
このアルバムみたいに
小さい頃みたいに笑顔で
ねぇさんの隣を
ねぇさんの傍を
ねぇさんの事を
支えられるようになりたい
そのために俺頑張る
だから天国で
俺の努力を見守っててくれよ
俺の誇りの自慢のねぇさん
ユウ、そろそろ始まるぞ
あ、今行く
ユウが始めて出るショー
お客さんもユウも楽しめる最高のショーにするぞ
あぁ、
はーい!
うん
みんな
ありがとうな!
じゃああれ言おっか
ユウもちゃんと言うんだぞ?
あ、おう
せーの
わんわん〜?
わんだほーい!
わんだほーい!
わんだほーい
わんだほーい
わんだほーい…
^^*
みんなで言うと楽しいね
そうだね
そろそろ行かないと
そうだな
ユウ、行こう
みんなが待つステージへ
読むのお疲れ様でした
次回少し私が話すのでよかったら見てくださーい
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