おはようございます、
身体中が痛いです。
悲鳴上げる身体起こして
直ぐそこでお着替えするてひょん君に
あいさつしました。
とっても優しい声で
優しい顔で笑ってくれました。
大好きな私のぼーいふれんどです。
ほら見てかっこいいでしょ。
あ、遅刻しちゃう。
私も早く着替えなくちゃ
そんな事考えながら
ベットから降りたら
って笑われた
あの笑顔は
ちょっぴり怖いかも。
頭撫でられた。
あったかい。
…
床に落ちてた下着拾って
少しシワが着いた制服を着る。
冷たくて思わず震えた。
息が白い、
昨日の夜は暑かったのにな、
…
ここ。
あ、痛い、
まだ止まってないのかな、血
てひょん君ったら昨日凄く怖かったんだもん
身体中が痛いよ。
でも、いつもお顔だけは撫でてくれるんだよ
てひょん君は3つ上の大学生
今はてひょん君と同居してるんだよ
いいでしょ、うふふ
今日も車で送ってくれるんだ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。