第7話

なな
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2019/08/22 15:17
あなた

あなた

(なに、あれ。

あなた

(なんで、キス、したんだろ

教室に戻ってからもずっとその事について考えていた。
お陰で授業に集中出来ず、いつの間にか授業が終わっていた。
あなた

帰ろ。

下駄箱に行くと亜嵐くんが立っていた。
亜嵐
亜嵐
私は無視して帰ろうとした。
亜嵐
亜嵐
あ、あのさ!
あなた

…?

亜嵐
亜嵐
一緒に帰ってもいい?
あなた

亜嵐
亜嵐
だめ?
あなた

はぁ。

私はため息をつき、
あなた

いいよ。一緒帰っても。

亜嵐side
あなた

いいよ。一緒に帰っても。

俺はその言葉を放たれたとき、
心の中で小さくガッツポーズをした。
そう。



俺は
















ゆかりを好きになった
それも、割と最近ではなく、

ここだけの話、

愛海と付き合っていた時から、俺は心をあなたに奪われていた。


それはダメだと思っていたけど、別れを切り出さうとしてた矢先 あの事件があった。


だからキッパリ別れを告げる事が出来た。
あなたが人に警戒心を持っているから正直断られると思っていたけど、

いいよ。って言われた時、ここがチャンスだと思った。
亜嵐
亜嵐
ねぇあなた。
あなた

…なに?

亜嵐
亜嵐
なんでそんなに人を警戒してるの?
あなた

はぁ。

あなたはため息をついて、近くの公園のベンチに座って話し出した。

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