第17話

じゅうろく
761
2019/09/02 10:35
自分でも自分がした事にびっくりしてる。






でも、亜嵐くんは目をまん丸に開いて固まっている。
あなた

あなた

ごめん。

亜嵐
亜嵐
亜嵐
亜嵐
なにが?
あなた

あなた

その…

あなた

き、き、キス しちゃって…

亜嵐
亜嵐
大丈夫だよ。
亜嵐
亜嵐
でもさ、?
あなた

…?

亜嵐
亜嵐
初めて口にキスするのは俺からしたかった。
あなた

え。ごめn

チュッ
私が謝ろうとした時、それを言わせないかのように私に優しいキスをしてくれた。
すると亜嵐くんはベッドに座った。
亜嵐
亜嵐
ねぇ。
大事な話そうだったので私も座った。
あなた

なに?

亜嵐
亜嵐
ずっと言おうと思ってたけど、あなたの過去のことがあったからずっと言わなかった。
亜嵐
亜嵐
けど、さっきあなたがキスしてくれたから、俺、言うね。
亜嵐
亜嵐
俺と。
























亜嵐
亜嵐
付き合ってください。
亜嵐くんから告白された。
私は目をつむった。
瞼の裏に居たのは、



















亜嵐くん。




















昔、お母さんが

『誰かに告白された時、目をつむって。

瞼の裏にいた人があなたの好きな人。

優しさで付き合わないで、ちゃんと自分が好きな人と付き合いなさい。

お母さん楽しみにしてるね。』
















お母さん。

私、ほんとに好きだって想える人に出会ったよ。

















あなた

はい!

亜嵐
亜嵐
まじ?!
亜嵐
亜嵐
いいの?
あなた

うん!

あなた

好きです。

亜嵐
亜嵐
…//
亜嵐
亜嵐
照れる。//
あなた

かわいい!

亜嵐
亜嵐
もう1回!!
亜嵐
亜嵐
好きって言って!
あなた

欲しがりだな〜!

あなた

言うからね?!

あなた

フゥ…

あなた

大好k

あなた

ん…//

またキスされた。


さっきよりも長くてとろけてしまいそうなキス。
亜嵐
亜嵐
俺も。















ほんとはもっと前からなのかもしれない。



あなたが私を救ってくれたあの日から、私は心が動いていたのかもしれない。











あなたが私を救ってくれた。


「救い人」に恋をした。

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