第13話

私には、まだ (舳丸)
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2022/05/10 09:33

貴方→上級生
(お好きな学年に当てはめてお読み下さいm(*_ _)m)

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(舳丸side)


あの時はまだ、ただの幼気な少女だった。




他の忍たまの皆さんと遊んでは、砂浜で拾った貝殻を私のところまで見せにきて。





そうかと思えば、目を輝かせながらそれはもう美味そうに水軍鍋を頬張って。







………………それなのに、一体いつからなのだろう。
第三協栄丸
第三協栄丸
おー!乱太郎、きり丸、しんベヱ!
乱太郎
乱太郎
兵庫第三協栄丸さん!こんにちは!
第三協栄丸
第三協栄丸
それにあなたか!よく来たな!
舳丸
舳丸
っ、!?//
彼女の名前に、身体が反応するようになったのは。
乱太郎
乱太郎
これ、学園長先生から預かったお手紙です!
第三協栄丸
第三協栄丸
おぉ、ありがとう!すぐに返事を書くから、ちょっと待ってろ
乱太郎
乱太郎
分かりました!第三協栄丸さん、向こうで遊んで来てもいいですか?
第三協栄丸
第三協栄丸
あぁ、いいぞ!
きり丸
きり丸
よっしゃ!行こうぜ2人とも!
あなた

あまり遠くに行き過ぎるなよー

乱太郎・きり丸・しんベヱ
はぁーい!!
後輩達を愛おしそうに見つめるその眼差しに、胸が高鳴るようになったのは。
重
舳兄、あなたさん来てますけど……
舳丸
舳丸
そうだな。だから何だ?
重
行かなくていいんですか?
舳丸
舳丸
………今はいい。仕事中だ
いくら男の格好をしていても、男ばかりのここではやはり華になる。





ひっきりなしに彼女の元へ挨拶に訪れる仲間たちの中には





私の性格上、到底入れそうになかった。





もし入れたとしても、義丸の兄貴あたりにからかわれ、





醜態をさらしてしまうのは目に見えている。
重
……舳兄も、なかなかシャイですよね
舳丸
舳丸
……うるさい、手を動かせ
義丸の兄貴の口説きにすら動じない彼女だ。






水練の男など、きっと眼中にも入っていない。






それでも速まってしまう動悸を抑えるため、






私は懸命に、目の前にあるボートの修補に全神経を集中させた。
重
(義丸の兄貴、もうご存知なのにな…笑)













(好きな人にツンデレな舳兄さんが見たい)

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こんにちは!茉莉彩です!





いつもご愛読ありがとうございます!!






久しぶりの忍たまの更新です!





何気に初挑戦の舳丸さん











むずいて兄さん!!(号泣)






今回は試しに夢主さんのアイコンなしで書いてみました!





皆さんはどっちが読みやすいでしょうか?







好評な方に固定しようと思いますので、






よかったら、アンケートに回答して下さると嬉しいです!

アンケート

夢主さんのアイコン、どちらが好きですか?
アイコンあり(今まで通り)
76%
アイコンなし(今回みたいな感じ)
24%
投票数: 311票

ちなみに、夢主さん以外のキャラは今まで通り、アイコンありで更新します。











よろしくお願い致しますm(*_ _)m










では、次回もお楽しみに!










ばいちゃ!(*・‐・*)/






(キャプションを一部変更しました。ご確認の程よろしくお願い致します<(_ _)>)

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