店員 「何名様ですか?」
店員 「こちらの席へどうぞ!」
多分。 サイゼリアに行くのは、 兄と来た以来かもしれない。
僕は子供の時から親に “愛されていない” だから。
外の世界がどういうものか知らなかったし。
こういうお店があるとは知らなかった。
初めて外の世界を知れたのは、 中学3年生の時。
兄が、高校の合格祝いで連れてってくれた。。
その時はこの世にたくさん美味しいものと、オシャレなものがあるんだと、、 感動した…。
兄はそれを見て、 ビックリしていたが…
“美味しいって初めて聞いたから、 良かった!” って、満面な笑みで言ってくれたのを覚えている。。
ピンポーン
店員 「ご注文お決まりでしょうか?」
店員 「ご注文お伺いします!」
店員 「かしこまりました! 少々お待ちください!」
でも、 本心は違った。。
“もっと話してほしい” “もっと僕にいろんなことを教えて欲しい”
などなど。 たくさん、言葉が思い浮かんだ。。
.Next
更新遅くなってしまってすみません🙇💦
ちょい、 深夜更新頑張ります!!笑
よろしくお願いします🙇💓
♡15
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。