第82話

82.
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2020/02/29 14:35
それから私たちはお互いなにも話さずただ空を眺めてた
グク
グク
そろそろ入るか…?
嫌だ…
まだ入りたくない…
けどグクオッパに我が儘をいって迷惑はかけたくない
だから
You
You
…うん
だから私は嘘をつく
心のどこかでグクオッパに気づいてほしいと願いながら
グクオッパが私に背中を向けて歩き出す
ギュッ
グク
グク
あなた…?
なざかわからない
けどグクオッパにハグしたくて私はグクオッパに抱きついた
You
You
ごめん、ごめんだけど、少しだけ…少しだけでいいからもう少しだけハグさせて
グク
グク
はぁったく、
そう言うとグクオッパは私の腕をはなし
向かい合った状態でハグをしてきた
You
You
え…?グク、オッパ?
グク
グク
少しだけだからな
You
You
うん!/
グクオッパはすごく暖かくて
夜の外はすごく寒いはずなのにとても暖かかった
You
You
ふふㅋ
グク
グク
なんだよ
もちろんグクオッパは私よりもはるかに身長が大きいから
ハグされると私はグクオッパの腕のなかにすっぽりと収まる
You
You
やっぱり落ち着く
You
You
グクオッパにハグされてると懐かしいし落ち着く
グク
グク
なんだそれㅋ
You
You
嘘だと思ってる?
ほんとだからね?
グク
グク
はいはいㅋ
グク
グク
じゃあこれからはいつでも俺の胸を貸してやるよㅋ
You
You
ほんとに!
やった!
グク
グク
そんなに貸してほしいのかよㅋ
You
You
だって、グクオッパのハグ心地いいんだもん
グク
グク
まだ他のヒョンたちとはぐしてないのに?ㅋ
You
You
あ、たしかにㅋ
グク
グク
ばーかㅋ
You
You
バカでいいです~
You
You
じゃあ今度グクオッパ以外のオッパたちとハグしてみる!
それでもしグクオッパが一番だったらいつでも貸してね?
グク
グク
はいはいㅋ
You
You
約束ね!
グク
グク
あぁ、約束
約束…
あなた…
グクオッパ…
会いたい

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