その女の人はなぜだろうか、私を笑顔で見つめている
けどその目は笑ってはいなかった
恐怖から何とか声を出してそう聞く
すると突然笑い出す女の人それはとてつもなく不気味だった
何を言っているんだか私にはさっぱり分からなかった
私の声を遮られたかと思えば急に低くなる声
そういい怒り出す女の人
怒り続ける女の人に対して私は恐怖から動けずにいた
すると次の瞬間女の人はキッチンから包丁を持ってきた
そう言って私に包丁を向けすごい勢いで来る女の人
力をふりしぼり重い体を何とか動かすと
グサッ
私の足に刺さる
私は痛みと恐怖で頭が真っ白になり涙でグチャグチャで前もまともに見えなかった
あぁ私死ぬんだ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。