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第2話

さいしょ。
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2018/02/26 12:20









仲良い友達がバスケ部にいて。


その友達を応援しに行った体育館。




それが出会いだった。




キラキラ汗を流しながら、大きな声を出しながら、全力で戦ってた。



とってもかっこよかった。




だけどやっぱりそんな先輩はモテモテだった。



バスケ部のキャプテンで、背が高くて、カッコよくて、優しくて。



女の子からしたら完璧な先輩。





そんな先輩はとても遠い存在だった。




だけど、私は見ているだけでよかった。幸せだった。


試合を見てる時、声には出さなくとも、心の中で全力で先輩のことを応援してた。


先輩だけを目で追ってた。














いつの間にか好きになってた。

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