灰谷家の朝＿＿＿

ﾁﾘﾘﾘｯ⏰

目覚まし時計が鳴り響く

俺は手を伸ばし目覚まし時計を止めた

顔を上げ 目覚まし時計を見る

時刻は7時30分

起きるか… っと思い起き上がろうとする

何故か 起き上がれない

なにか、隣から重さを感じた俺は

ふと、隣を見ると

そこには 兄貴が気持ち良さそうに眠っていた

気持ち良さそうに眠っている兄ちゃん

何故隣で寝てるかは起きてから聞こうかな

眠っている兄ちゃんに揺さぶり声をかける

声をかけてみたが 起きる気配なしか…

軽めに平手打ちをしてみる

すると、

( ﾟдﾟ)ﾊｯ!っと目を覚ました 兄ちゃん

兄ちゃんは俺の頬をつねる

つねっていた手を離されたが

頬はヒリヒリする

近寄って来て抱きしめられる



彼は「灰谷蘭」

俺の一番上の兄貴だ

そう言い 抱きしめたまま頭を撫でてくる兄ちゃん

ｶﾞﾁｬ

部屋に入って来たのは

俺の2番目の兄貴 「灰谷竜胆」

俺らは3人兄弟。

自己紹介がまだだったな…



俺は、『灰谷憐珠（ はいたに れんじゅ ）』

兄ちゃん達の弟であり3番目の末っ子


俺ら兄弟は3人で暮らしている

それぞれ自分達の部屋はあるが、
寝室は兄ちゃんとりんちゃんは一緒寝ていて
俺は自分の部屋で一人で寝ている

よく、兄ちゃんが ベッドに入って来るのは日常的だ

りんちゃんは家事全般を担当としている

りんちゃんが作る料理はどれも美味い

中でもオムライスが好きだったりする

そうして兄ちゃんと共に洗面所に行き

顔を洗いリビングに向かった

リビングに着くと テーブルに朝ご飯が並んでいる

3人揃って 「『いただきます』」


そう言い 3人で朝ご飯を食べ始める

「『ごちそうさま』」