灰谷兄弟 視点 ___
灰谷家 蘭視点___
俺らは今から 六本木に向かう
いつも通り 喧嘩をしに行くのだが、
俺は ソファで寝転び 竜胆はバタバタしている
竜胆は洗濯や洗い物を済ませている
その間ソファでゴロゴロしていると
ソファの前にあるテーブルに置いていた
ケータイが [ブーブブッ🎶] っと鳴った
(なんだよ…)と思いながら
目の前のケータイに手を伸ばし
ケータイを見ると レンから 連絡が着ていた
見ると、 [兄ちゃん! 部屋に財布ない?]
竜胆は 憐珠の部屋に行き
憐珠に [部屋にあるぞ] っと送る
ブーブブッ🎶
憐珠[マジ?よかった〜
兄ちゃん学校まで持って来てくれない?]
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竜胆 視点___
家を出て バイクに乗り
レンの学校へ向かった
ブーーーン🏍💨
走っているといつの間にか学校に着いた
何やら 騒がしい
ふと、教室の方を見ると
女子数名がこちらを向いている
プルル プルル📱
窓から顔を出した レンは
こちらに向かって手を振り大きな声で名前を呼ばれる
通話を切り レンが来るまで待つのであった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。