大吾『…大丈夫やった?』
あなた『…うん、大丈夫』
大吾『てか泣いてるやん!』
さっき来たのかいつも通りだった。
じゃあバレてない?
駿佑『…だ、大吾くん』
大吾『ん?』
駿佑『…聞いた?』
大吾『…聞いたって?何を?』
やっぱりバレてないみたい。
駿佑『いや、なんもないよ』
大吾『?』
すると西畑大吾は抱きついてきた。
大吾『大丈夫?熱ない?倒れたんやから心配やってん〜(泣)』
あなた『なんで大ちゃんが泣くん(笑)』
道枝駿佑は抱きついている事に少し焦っていた。
わかりやすすぎる。
これからバレないか心配。
大吾『てかそれワンピースみたい…えr』
駿佑『こら!』
大吾『いったぁ』
道枝駿佑がすぐに立ち上がって西畑大吾の頭を叩いた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!