和也『うわ〜!蚊!』
丈一郎『嘘、噛まれた?』
和也『(泣)』
まぁ、それから色々あって寮に着いた。
皆がお風呂を譲ってくれて。
あなた『…ふぅ…』
お風呂ってなんか落ち着く。
眠くなってきて意識が無くなりそう。
あなた『だめだめ!』
私は直ぐにお風呂から出た。
なんかクラクラする。
逆上せたのか。
だんだんと意識が無くなって。
??『あなた』
あなた『…ん』
目が覚めた時は自分のベッドの上だった。
誰かが運んできたのか。
て事は、
女だってバレたってこと…?
体を見ると誰かのブカブカのシャツを着ていた。
あなた『…嘘』
ブカブカすぎるシャツ。
西畑大吾とかは身長的にこんなにブカブカにならない。
てことは
駿佑『…詳しく聞かせて』
耳が真っ赤な道枝駿佑がじっと私を見ていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。