第6話

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2021/05/10 12:20
あっという間に夜になった。






あなた『…てか…先生は?』

恭平『あー、先生とか授業の時だけやで居るんは』

あなた『…え?』

恭平『それ以外は全然会わん』


変な学校。

キャリーケースを開けようとすると















??『はぁー疲れたぁー』

恭平『あ、みっちー!やっと来た!』

駿佑『え、何?』


すると背が高くて美形な人が出てきた。

肩にタオルを掛けて私を見下ろす。









恭平『今日から大吾くんと部屋変えるな!』

駿佑『は?なんでよ』

恭平『こいつと一緒の部屋にするからさ』

駿佑『あ、転校生?』

あなた『はい』

駿佑『道枝駿佑、よろしくなー』


握手をするとドアが勢いよく開いた。






大吾『みっちー!』

駿佑『うおっ』

大吾『同じ部屋やんな!?』


すると私を見て固まった。











恭平『あ、こいつが転校生やから』

大吾『…え、この子転校生?』

恭平『おん』

大吾『やっぱ部屋変えるんやめよ』

恭平『は!?』

大吾『めっちゃ可愛ええやん!え、名前は?』

あなた『佐藤あなたです』

大吾『名前も可愛いとかやば』


そう言って抱きしめようとしてきたから

高橋恭平が引っ張って助けてくれた。










恭平『話が違うっすよ』

大吾『えーやっぱなしにしよ!』


そう言って西畑大吾は私を引っ張っていった。

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