第58話

〈ツキウタ〉Starry Sky （葵）

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2019/08/30 00:14

Starry Sky

「君と」

待ち合わせ場所に向かいながら時計を確認

）40分前、まだ来てないかも。

少し早かったかなと思いながら歩いていると
視界に見慣れた姿

葵）あれ？早いね。（微笑んで）
）葵くん！？いつからいたの？
葵）俺も今来たところだよ。

）そうなんだ。
葵）でも、早めに来て良かった。
君を待たせなくて済んだからね。
）私も、早く来て良かったw

葵）それじゃ行こうか。
）うん！プラネタリウム楽しみだね。

今日は2人でプラネタリウムを見に行く

葵）最終日だから、空いてるね。
）真ん中の席がいいな。
葵）そうしようか。

少しして上映が始まる

映し出されるのは夏の星座
一つ一つ線で星空に描かれていく

葵）凄いなぁ..あんなに星座があるなんて知らなかったよ。
）うん、綺麗だね...

キラキラと輝く星空を見上げ
その幻想的な世界に没頭する



葵）綺麗だったね。
）うん！

プラネタリウムを見終わった帰り道
2人並んで歩く

）星座、探したらあるかな？
葵）どうかな？

2人でさっき見た星座を思い出しながら
空を見上げるが、都会の空は明るすぎて

葵）やっぱり、星があまり見えないね。
）残念、今なら星座が分かると思ったのに。
葵）じゃあ...今度は、本物の星を見に行こうか。
）いいの？行きたい！

葵）じゃあ、約束。
（嬉しそうに微笑んで）
）うん！約束。

葵）また君と素敵な思い出が作れるね。

優しい笑顔に見つめられ
自然に笑っていた

終わり

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第59話 Starry Sky グラビトーク。

アリア

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。