第147話

リクエスト小話〈その1〉
149
2020/02/08 12:04
入れ替わりProcellarum

ある日の早朝。

トントントン。

包丁の音が規則正しく響く中

陽)隼さん?何してるんですか?
隼)えっ、隼さんじゃないよ?
寝ぼけてるの?陽。
陽)やだな、俺は郁...っええ!!!
なんで!俺が陽に!?!!
(ステンレスの冷蔵庫に映った顔を見て)
隼)何言ってるの?大丈夫?
陽)まさか...夜さん?
隼)まさかも何も、そうだよw
 陽にさん付されるの変な感じw
陽)夜さん、落ち着いて冷蔵庫を見てもらえますか?
隼)冷蔵庫?...ふぇえええ!!!
 隼さん!?俺が隼さんに!?って事は陽は
陽じゃなくて!?
陽)はい、郁です。

ひょっこりと顔を覗かせる人影

涙)なんだ、なんだ?賑やかだなw
おお!隼が早起きなんて、今日は雪が降るのか?
陽も早いしなw

陽)涙...その口調は..海さん?
隼)すっごく違和感。
涙)ん?俺がどうかし...んん!?
(冷蔵庫を見て)お、俺なのか!?

陽)隼さんが夜さんで、陽が俺で、涙が海さん
とゆう事は、残る3人も...
隼)と、とりあえず起こしに行こう!
まだ寝てるはずだから!

パタパタと3人の部屋へ

涙)いやぁ、なんか視線が低いとは思ってたけどなぁ、涙になってるとは。。
陽)海さんは、隼さんをお願いします!
涙)分かったw この場合、隼の部屋でいいのか?ま、行けば分かるか。

なんだかんだで起こして

海)うわぁ✨背が高ーい。
涙)俺の体には涙か。
海)凄いよ、楽しいw

郁)俺、郁の体で良かったわ。マジで。
陽)俺も陽で良かったよ..(横をチラ見)
郁)だよなー。(横をチラ見)

夜)ふあ。。おやおや、これは中々大変だねぇ。
隼)隼さん!/// 俺の体で上半身裸はやめてください!!///
夜)さっきまで寝てたから(テヘペロ)
隼)服着て下さい!!///

郁)隼のこの感じ、お前のせいじゃないのかよ?
夜)あいにくと違うんだよね。
涙)戻れるのか?俺たち。
隼)も、戻れなかったら困ります!!
陽)どうなんですか、隼さん!
海)僕はこのままでもいいよ?✨
涙)それは俺が困るなぁw

陽)とりあえず、誰が誰かまとめましょう!

〈まとめ〉体=中身
隼=夜・夜=隼
陽=郁・郁=陽
涙=海・海=涙

陽)一応、2人の間で入れ替わってるみたいですね。
郁)だな、これ以上複雑な入れ替わりしてたら大変だったわ。

夜)見てるみんなもついて来れてるかな?
隼)誰に言ってるんですか?
夜)それは秘密♡

海)でも、僕の部屋で寝てたのに。
涙)そうだ、起きたら俺の部屋だったな。
陽)確かに、寝てる間に入れ替わったならお互いの部屋にいないとおかしいですもんね。
隼)部屋が違ったらもっと早く気付いてたよ。
郁)なんでだ?
夜)それはきっと寝る前から入れ替わっていたんだよ。

郁)は?
海)寝る前から?
陽)いやいや、起きてた時に入れ替わったなら
流石にわかりますよw

夜)昨日、停電があったよね?
涙)あー、どでかい雷が落ちた時だろ?
停電になって、もう寝るかって話になったよな。

隼)もしかして!?
夜)その、もしかしてさ!きっと停電の時に入れ替わったんだろうね。はっ!∑(゚Д゚)
郁)どうした!?

夜)大変だ!僕たちが入れ替わったなら!
始も!見に行かないと!!!
(螺旋階段で下へ)

郁)っ!こら!待て隼!!

皆んなでグラビの共有ルームへ行くのだった

続く。
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