____放課後____
優太「あなた 、一緒に帰ろ !!」
『うん !』
女子「あなたちゃん 、ちょっといい ?」
『あっ 、』
あの時の女子グループ 。
怖い 。
怖い 、けど 。
『優太 、ちょっと待ってて』
優太「わかった」
女子「優太くんのこと取らないでって言ったじゃん」
『ごめん 、私と優太付き合ったから』
女子「は 、? ふざけんじゃないわよ !!!(殴掛」
『きゃっ !』
殴られる 。
そう思ったけど 、痛みはいつまでも来なかった 。
おそるおそる目を開けると ………
『ゆ 、優太 !?!?!?』
優太「ねえ 、俺の彼女になにしようとしてんの ?」
女子「な 、なにって ………」
優太「いじめないでくれる ?」
女子「は 、はい ………」
優太「次あなたのこといじめたら許さないから
あなた 、行くよ(グイッ」
『う 、うん !』
『優太 、ありがと』
優太「大丈夫 ?なんにもされてない ?」
『大丈夫だって 笑』
優太「よかった ………(ギュッ」
『優太 ?』
優太「次からなんかあったら絶対言って
あなたは 、ひとりじゃないから」
『………… ありがとう』
私はもう 、ひとりじゃない 。
end.
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!