『えっ 、あ 、優太 !?!?』
優太「あなたっ 、いる!?」
『ゆ 、優太っ !!』
優太「いま開けるから待ってて !(ガチャガチャ」
『…… うんっ』
優太「あいた !!あなた 、大丈夫 !?!?」
『優太あ ……(ギュッ』
私は座ったまま"優太"に抱きついた 。
優太「おおっ 、あなた ………」
『こわ 、かった ………(泣』
優太「けがはない ?」
『なんとか ………』
優太「一応保健室いこ」
『う 、うん(ズキッ』
優太「足 、痛いの ?」
『だ 、大丈夫だよ(苦笑』
優太「……… 無理すんなよ」
『え ?』
優太「…………(持ち上げる」
『ね 、ねえ !なにするのよ !?!? 、///』
優太「あ 、これ着てて」
優太は私にブレザーを渡して 、お姫様抱っこで連れてった 。
優太「せんせー………っていない!!」
『ちょっと 、もう下ろしてよ !! 、///』
優太「はいはい 。手当てするから待ってて」
優太は私をベッドに座らせて 、手当てする為の道具を探し出した 。
優太「あった !あなた 、靴下脱いで」
『あ 、うん』
優太「よいしょっ 、と 。これでいいかな」
『……… ありがと』
優太「あなた歩ける ?大丈夫 ?」
『なんとか 、大丈夫』
優太「じゃあ着替えてきなよ 。寒いでしょ」
『わかった 。あと 、バド部ってまだやってる ?』
優太「やってるけど 、なんで ?」
『優太 、お願い 。このことは誰にも言わないで』
優太「わかった」
お兄ちゃんや玄樹に心配かけるわけにはいかない 。
このことは絶対黙ってないと 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。