沖縄から帰ってきて数日、プレゼントの開封も終わり今日はあなたと初塾!
ほんまにお受験するんかな(苦笑)
俺なりの言い方でジェスチャーしながらあなたに教えてあげた。
あなたはまだわからないみたいで首を傾げてたけど(笑)
塾に到着して手続きをし先生に託した。
塾講師
「明日からは同席しなくて大丈夫ですがお迎え何時頃来ますか?」
塾講師
「わかりました。よろしくお願いします」
あなたが見せてきたのは短時間に書いた絵だった。
塾講師
「上手だね!」
初めてあなたが書いたから思わずギュっとしてあげた。
塾講師
「あなたちゃんもっとお絵描きしようか」
楽しそうにお絵描きしたり言葉遊びって言うのかな勉強の一つなんやなーって思いながら動画を撮った。
もちろん許可は得ている。
塾講師
「濵田さーん」
塾講師
「これからのスケジュールなんですけどお時間大丈夫ですか?」
スケジュールを聞いてこの生活にあなたが慣れてきたら時間を長く取ってやって行こうと言うことになった。
塾講師
「受けたい幼稚園ありますか?」
塾講師
「結構名門ですね。父子家庭でここをお受験するってあまりないので大変かもしれません」
塾講師
「わかりました。頑張りましょう!」
難しいということに直面。
やらないよりかは悠希もやってダメだった方がまだ怒らないだろう、そう思った。
塾講師
「お気をつけてー。また明日ねーあなたちゃん」
あなたの手を洗ってそのまま仕事に向かった。
→
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。