北斗くんのお家のリビングで
テレビ見ながらおしゃべりしてる
PM 20:30
北斗「久しぶりだね」
あなた「うん。」
北斗「なんか、ごめんね」
あなた「なにがー?」
北斗「俺のせいで」
あなた「…北斗くんは悪くないよ?」
北斗「でも…」
あなた「いーのいーの!!」
北斗「ありがとう。」
北斗「あなた」
あなた「んー?」
北斗「今日、一晩一緒にいてほしいな。」
あなた「っ………//」
それってつまり
……そうゆうこと、だよね
北斗「俺、あなたが欲しい。」
あなた「………っえ…??」
北斗「あなたのことが好きです。」
え
ううん??
ええええええええええええええええ?!
あなた「私たち、まだ会ったばっかりだよ?!」
北斗「………俺は違う」
あなた「……??」
北斗「一目惚れした、」
あなた「…/////」
北斗「……やっぱ今の取り消しね」
あなた「ふぇ??」
北斗「冗談。笑」
あなた「びっくりしたなぁ〜。もう! 笑」
北斗「でも。」
北斗「今日は帰らせないよ」
あなた「え?ちょっとまって…北斗くんは」
あなた「私と…どんな関係になりたいの…?」
北斗「……肉体関係?」
あなた「は、?え、?ふぁ?」
北斗「いいと思うなー肉体関係。」
あなた「え?なんで?話飛びすぎ、」
北斗「お互い気持ちよくなれるし」
北斗「仲良くできるし」
北斗「……恋もすることないから」
北斗「関係的にはちょうどいい。」
あなた「…言われてみれば」
乗っかるな、私!!
北斗「かつての恋人のことも忘れさせてあげれる」
北斗「お互い得じゃない?」
あなた「………その話乗っかるわ」
北斗「…クスッ」
あなた「条件は、恋をしないこと」
北斗「俺が言おうとしたやつ」
あなた「恋したらこの関係終わり」
北斗「いいね。」
北斗「改めてよろしくね、あなた」
あなた「こちらこそ」
でも
私は
愛を求めてる
そんなことは
今気づいてなかった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。