第4話

サプライズ!?〜新開side〜
3,601
2019/05/24 17:10
今日は入学式。
きっと今年も沢山の1年生が入部届けを出しに
来るんだろうなぁ〜
なんて考えながら寿一とウォーミングアップに行き、部室に戻ろうとドアに手をかようとしたその時














荒北「○×高校行ったんじゃなかったのかよ!」
???「あれ嘘だよォ?兄ちゃんバカだねェ笑笑」
荒北「はっ倒すぞ!!」
???「キャーー!!コワーイ!!笑笑」




何やら楽しそうな靖友と靖友の妹?らしい女の子の
話し声が聞こえてきた。ドアを開けてみると、
そこには靖友と靖友に追いかけられて楽しそうに笑う可愛らしい女の子がいた。
その子は靖友と一緒の黒い髪、目はまん丸で
ぴょこぴょこと逃げる姿はまるでうさ吉のようだ、
とても可愛い。そんな彼女に
俺はどうやら一目惚れしてしまったらしい…




新開「楽しそうだな、靖友」ニコッ




俺がそう話しかけるといつものように歯茎を
むき出しにして「誰が楽しそうなんだよ新開!!」
と、靖友は言った。
寿一が靖友を注意して静かになったくらいに
女の子がこっちに来たので自己紹介でも
しようかと思ったら…




???「クンクン (*´ω(・ω・*)」




匂いを嗅がれた!?
初対面の人に匂いを嗅がれたのは初めてだ。
相手が好きな子なもんですごく照れる…/////
でも冷静に考えてみるとさっきウォーミングアップで
少し汗をかいたのを思い出した。
汗臭いヤツだと思われたらどうしようかと
ものすごく心配になった…




荒北「あなた…すぐ人の匂いチェックするのやめろ」
あなた「えー!いいじゃん!!」
新開「まぁいいじゃないか靖友」
荒北「うっせぇ!!」




名前はあなたっていうのか〜と思いつつ
靖友が言っていた
“すぐ人の匂いチェックするのやめろ”
という言葉に、他の人にも同じようにするのかと
考えると俺以外にはして欲しくないと思ったけど、
今は自己紹介がまだだったのでとりあえず
あなたに俺と寿一の名前を教えて聞き返した。




あなた「荒北あなたです。突然ですけど2人とも
チャン付けで呼んでもいいですか?」




それに対して少しビックリしたけど
俺も寿一もOKした。

































そしてあなた、俺はおめさんを必ず
仕留めてみせるぜ…!!
バキュン☆

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