四人で話す内に何やら鐘が鳴り始めた。
手をひらひらと振って去って行った3人。
私は本当に人に恵まれてる。
あんなにも良い人達に出会えて幸せだ。
椅子から立ち上がり、会場へ。
大きな綺麗な扉の前に立ち、開かれるのを待つ。
グクにまだドレス姿は見せていない。
今日グクの元に行くまで見ないって約束したから。
扉が開かれ、グクの待つ所までゆっくり歩いていく。
皆に拍手されながらもようやく辿り着き………
差し出されたグクの手を取れば………
私はまた、愛するグクの妻になった________________
To be continued.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。