またまたリクエストの続きだお\( ᐙ )/ちょっとオリジナルいれもす(´・ω・`)
あとまた不快に思うような言葉がたくさんあります…許してヒヤシンス☆((申し訳ございませんでした(´・ω・`)
--------キリトリ線--------
ーさとみsideー
お燐さんは早速俺を手当てし始めた。
お燐さんはそう言って、さとりさんについて話した。
さとりさんは心を読むことが出来る妖怪『覚』だと言うこと。
心を読めるせいでさとりさんは人から、妖怪から、増してや怨霊からも恐れられてしまったこと。
そのせいで、人間関係が良くなくて、動物としか話せないこと。
だから、お燐さんやお空さんをペットとして、地霊殿で働かせていること。
でもこいしさんは町の人達に好かれている事を嫉妬していること。
こいしさんみたいに無意識に第3の目を閉じたいとのこと。
〜回想〜
さとりさんがまだ幼い頃に町の友達がいた。
こんな感じで仲良くしてたらしいけど、ある日
遊びで入った森の中で友達が妖怪に目の前で襲われてしまった。
でもさとりさんは怖くて助けれなくて…その場から逃げ出してしまった。
息が切れるほど走り続けて、声を出さずに泣きながら、町に戻るとその女の子の親御さんがさとりさんの前に立って
と叫んだ。
とても低い声でさとりさんに言った。
さとりさんは小さく頷いた。
その親御さんはあまりにも大声を出すから、周りに注目されてしまった。
そんな中で、声が聞こえた。
_なに?あの子あそこの家の娘さんを見殺しにしたの?_
さとりさんは耳が良い訳でもないらしい。心を読めるようになった事を知ったのはそんなに時間はかからなかった。
なぜかと言うと、
_なにあの子、なんでそんなことするのかしら。_
_なにあの目みたいなの…気味が悪いわ…_
_そんなにあそこの娘さんが嫌いなら関わらなければいいのに…バカね。_
さとりさんは物凄い速さで走っていった。
でもその声はまだ聞こえてくる。
_気持ち悪い_
_醜い_
_こっち見ないでよ_
嫌な言葉がたくさん聞こえてくる。
その時に、第3の目が開いていたのに気づいた。
それからさとりさんは、『心を読める』ようになった。
〜回想終了〜
…俺は気づいたら泣いていた。
さとりさんは確かに強い。でも、そんな辛い過去があって…それを乗り越えて、今の現状って事だよね。
お燐さんが言いかけた途端、屋敷の方で爆発音が響いた。屋根や壁などが崩れ落ちていってる…
そう言って俺はお燐さんの元を離れ、走り始めた。
そして、地霊殿の方ではもう屋敷は瓦礫と化していて、そんな中で空には3人の人影が弾幕を打っていた。
フランさんは炎を纏った剣を手の中から作り出した。
こいしさんはフランのレーヴァテインに対抗するように、平面な弾幕を出した。
さとりさんは2人の喧嘩を止める様に、冷静に弾幕を放っていた。
俺は遠くからその様子を見て、タイミングを伺いながら間合いに近ずいていた。
運良く弾幕を回避出来たが、まださっきの怪我が治っていないから体を動かしにくい…
…考えた末、俺は今考えた作戦を実行する事にした。
命が無くなるリスクも高いが…今は時間がない!この作戦しか…
俺はなるべくフランさんから近くの瓦礫の部分に登った。
そして、フランさんを動けなくするようにギューッと抱いた。
そう言って、お燐さんとお空さんはこいしさんの元にそーっと近ずいて行った。
こいしさんはお燐さんとお空さんの活躍により、俺と同じ状況になった…だが
さっきからフランさんがすっごくジタバタして俺から離れようとするんです(´・ω・`)
しかもフランさんめっちゃ力強い…まぁ俺も今頑張って耐えてるんだけど!
俺の声で周りが静かになった。
そしてそのままフランさんを下ろし、お燐さんにアイコンタクトで伝えて、同じ事をしてもらった。
そして俺は今1番心に思っている事を2人に聞いた。
うわ〜…俺の聞き方確実的に怒る言い方じゃん…
さとりさんは何かを察した様に聞いた。心読んだんだなぁ…
先に白状したのはフランさんだった。
するとフランさんを遮る様にこいしさんが語り始めた。
〜回想〜
こいしの部屋に着き、数秒後ー
〜回想終了〜
フラン・こいし「そんな事ってなに!!」
俺達が帰ろうとしたらさとりさんが手を握ってきた。
さとりさんが少し笑って言った。
キュン
え?キュン?…なんだ今の。
とりあえず誤魔化して笑ったけど…ちゃんと笑えてたかな?
俺はフランを連れて紅魔館へ戻った。
~完~
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!