更新サボってすいませんんんんんんん
いやリアルが忙しすぎたんです!
決してゲームやらアニメやら
推しなどを堪能してたなど決して!!((
はい、そして50話ですね。
やっとの50話ですね。
そして4万回再生されてましたね。
約1年で。
ちょっと本当におかしくないですか?((
もう感謝感激雨あられですね!!!!
本当にありがとうございます!!!!
--------キリトリ線--------
ーそらる組sideー
そらる・霊夢「ダメです。」
…
--------キリトリ線--------
ー莉犬sideー
霊夢さんが、俺の名前を読んだ!?!?
って今はそんな事じゃない!!!!
俺は下を向いたまま小走りでどこかへ向かった。
すると誰かに腕を掴まれた。
俺の腕を掴んだのは愛しい先輩ではなく
俺から''また''奪った人の声。
俺はだんだん逃がすまいと強く掴んでくる
先輩の腕を力づくで振り払ってその場を離れた。
少しだけ睨んで。
少し離れた所に来ると
気づくと俺はぼろぼろと涙が零れていた。
とりあえず近くの人に見られたくないので
人が少ない所へ行った。
ここで少し、俺の昔話をしよっか。
〜回想〜
俺は昔、誰からにも嫌われてたんだよな。
「ねぇ、空気も読めないの?」
うるさい。空気は吸うものでしょ。
「どうせその話、嘘でしょ。」
うるさい。嘘だったら話さねぇよ。
「アンタなんか…タヒねばいいのに!!!!」
うるさい。じゃあ殺 してみろよ。
毎日毎日罵倒ばっかりで。
殴られる事も蹴られる事もなかった。
まぁ脅される事はあったけども。
ただ誰からも罵声を浴びせられて、
鬱になりそうな程、嫌だった。
でも、小学校の3年生ぐらいだっけ。
好きな人が出来たんだよね。
昼休みに人目のつかない校舎裏で
ぼろぼろと泣いてた俺に、手を差し伸べてくれた人。
初めて人を好きになった。
俺の好きな人は歳上だった。
俺の好きな人は
顔がいい。
スタイルがいい。
運動も出来る。
勉強も出来る。
でもちょっとダンスが下手。
ガサツ。
でも可愛い。
そんな先輩に俺は惹かれていった。
俺が罵声を浴びせられていると否定して
その後俺には輝いた笑顔でこっちを向いたよね。
やがて俺は先輩に告白する事を決めた。
勿論振られるのは覚悟した上だった。
そして俺は、放課後校舎裏に先輩を呼び出した。
先輩の答えは、Yesだった。
そして先輩が小学校を卒業する時に事件は起こった。
下駄箱の前で深い海の底のような色の制服を着た
想い人がそこに居た。
俺は先輩が居なくなる悲しさと、
先輩と同じ学校を受験すると誓った時_
先輩は乾いた笑顔でこっちを向いて
「ねぇ、莉犬。私達さ、別れよ?」
俺にそう言い放った。
理解が出来なかった。
一緒に遊んだでしょ?
遊園地とか買い物とか行ったじゃん。
一緒にお泊まりしたでしょ?
お風呂は嫌がってたけど
大きくなったらいいよって、言ったじゃん。
一緒に、約束したでしょ?
大きくなったら結婚しよ、うって言ったじゃん。
…助けてくれた、でしょ?
俺が罵声浴びせられたら否定、してくれたじゃん…
全部、全部、
嘘だったの?
やだ。やだ。やだやだやだやだやだ。
この先もずっと_
「だって莉犬、重いもん。」
俺が言いかけると先輩はいきなり俺に言い放った。
「莉犬ね、愛が重すぎなの。
始めは可愛い後輩って思ってたけど
休み時間とか放課後毎回来てさ…
クラスの子と話しただけて会話遮って
別の所連れていかれるし…
クラスでもすごい浮いたんだよ。」
頭が真っ白になった。
自然とその時は涙が出なかった。
大好きな先輩の言葉の方が、
俺にとって一言一句とても重い。
多分俺の愛よりも重いかも。
「莉犬も私も、自由になろうよ。」
最後に先輩に胸が痛くなる笑顔で言われた言葉は、
先輩が助けてくれた時の輝きの重さよりも、
俺の先輩に対する愛の重さよりも、
ずっとずっと、
重かった。
俺は気づくと校舎裏に来ていた。
そこでぼろぼろと泣いてた。
もう、先輩は会いたくないだろうに。
俺のせいで、先輩が辛い思いをしたのに。
俺から先輩を捨てたと言っても嘘じゃないのに。
また、ここに居たら会えると思うのは、
どこにいますか。
何故でしょうか?
〜回想終了〜
相変わらず情けない泣き声だなぁ。
赤子みたい。
俺はただ、愛されたかったのに。
ただ、愛が欲しかったのに。
また俺の好きな人は俺から離れていくんだね。
ねぇ、もうやめてよ。
俺だってさ、
幸せになりたいよ。
だんだん自分が馬鹿らしくなってきた。
ただあのそらる先輩と霊夢先輩が少し話しただけなのに。
あんなにも楽しそうにして。
俺はただの醜い嫉妬で。
向こうに戻ったらごめんって言わなきゃ。
俺はいつでも、
幸せになれないんだから。
応援する側なんだから。
でも神様、
少しでいいので俺も、
可能性をください。
涙をパーカーの袖で拭って
俺は愛しい人のいるプールサイドへと向かった。
すると突然誰かにぶつかった。
どうしよう…ヤクザとかだったら…逃げなきゃ…
先輩達を見ると涙が出てきた。
だんだんうざくなってきた。
俺は精一杯の笑顔で言ったつもりだけど
先輩達が少しビビってたから
それ程嫌な顔をしていたんだろう。
そう言って先輩達は飲み物売り場に行った。
俺がぼそっと呟いた瞬間
なんか聞いた事ある名前だな、とか
思っていたらまふまふ?って人が声をかけてきた。
〜٭❀*少年説明中٭❀*〜
俺がぷくーっ!と分かりやすく頬を膨らますと
もふもふって人はこれでもかって程笑った。
いきなりもふもふさんに言われて変な声が出た。
もふもふさんに言われて一気に顔に熱が溜まった。
そっか、俺…霊夢先輩の事。
愛してるんだ。
一瞬、心臓が掴まれた様な感覚になった。
霊夢先輩が俺を見て驚いていると、
るぅとくんや早苗さん、そして…
ずっと謝りたかった、そらる先輩も来た。
俺が説明しようとすると霊夢先輩が
俺に近づいてきて肩を勢いよく掴んできた。
初めて、霊夢先輩が泣く所を見た。
俺の為に、霊夢先輩が泣いてる。
そう考えると凄く嬉しかった。
俺は思わず霊夢先輩を抱きしめた。
霊夢先輩顔真っ赤だ。
涙で顔が赤くなったのかな?
それとも、
俺に抱きしめられて赤くなったのかな?
めでたしめでたし、かな。
そらるさんがわしわしとまふまふさんの頭を撫でる。
俺が霊夢先輩を抱きしめていたら
いきなり霊夢先輩が腕を解いて俺の腕を掴んだ。
プールの天井が見えた。
もしかして俺って、
押し倒されてる?
ピーン⤴︎︎︎⤴︎︎ポーン⤵︎ ︎パーン⤴︎ ⤴︎⤴︎ポーン↓
癖のあるチャイムと共にスタッフさんの声が聞こえた。
「そろそろ、閉館の時間です。
プール内にいる人は更衣室で着替えて、
早く外に出ましょう。」
ピーン⤴︎︎︎⤴︎︎ポーン⤵︎ ︎パーン⤴︎ ⤴︎⤴︎ポーン↓
…
皆「ええええええええ!?!?!?!?」
不意に見せた霊夢先輩の笑顔に
きゅんとしてしまった。
俺は霊夢先輩とどうなるの!?__☆
皆ー莉犬を除いて「どこが!?!?!?!?」
--------キリトリ線--------
ーNosideー
--------キリトリ線--------
ーNosideー
坂田組がロビーで待っているとうらた組がやってきた。
少しだけ、耳が赤く見えたのは、
気の所為でしょうか。
--------キリトリ線--------
お久しぶりです駄作者です!!
リアルが忙しすぎて(((((割愛
これでプール(外の)の編は終わりました!
次は学校の方のプールですね!!
次はあの青いヤギさんや
黄色い腹黒さんが活躍するだとか…!?
お楽しみに〜!!!!
ではでは!
ばいばーい!!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。