あなた「えっと・・・?」
ジョングク「別に深い意味はありません。ただ、ヒョンのスキンシップが気になるだけで」
あなた「あぁなるほど!」
ジョングク「そういうことです。僕がんばりますから」
あなた「頼もしいね、弟グクくん」
ジョングク「たくさん頼ってください、ヌナ」
そう言ってグクは部屋を出た。
ジョングク「弟・・・か」
***
ホソク「あなたちゃん大丈夫!?ごめんねぇ」
あなた「大丈夫です!もう元気・・・・」
突然電話が鳴り響く。
相手は・・・
あなた「やばい・・・ユンギオッパだ」
一瞬で血の気が引いた。
ホソク「え、ヒョンから?やばくない?相当・・・モガッ」
ジョングク「ヒョン、ヌナの不安を煽らないでください・・・って、ユンギヒョンからですか?やばいですね」
あなた「ちょ、二人とも煽らないで!!!」
恐る恐る電話に出る。
ユンギ『あなた!今何処にいんだ!?』
あなた「うぅごめんオッパ、学校に鍵忘れて今チョン兄弟のところに・・・」
ユンギ『ホソガのところだな!?待ってろ今行く』
あなた「意外と優しかった・・・」
ジョングク「ですね、意外と」
ホソク「なんか僕、ヒョンに締められそう・・・」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。