今日は1話のみにします!すみません💦
あなたside
しまったなー。紙どこにやったんだろ。
まぁ、ごちゃごちゃしたところに隠れてる可能性もあるし、探すのは後でいっか。
その時、スマホの画面が光った。
マネージャーからのLINEだ。
「朝早くからごめん」と来ていた。
何の用事だろう?
~LINE~
…出たくない訳じゃないんだけど……なんか、何て言うのかな……
怖いんだよ。
家族葬の時もそうだったけど、なんか怖いの。
どうしようかな。出た方が良いことは分かってる。
だって、身内だもん。普通来ない方がおかしい。
でも、怖いんだよ。動かなくなりそうで。
とは言え、これは言い訳に過ぎない。
返事はゆっくり考えよう。時間はあるんだから。
……人生の時間は限られてるけど。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。