伊野尾side
あなたの案なら、山田も電話で圭人の声聞いて安心できるだろうし……あ、そうだ……
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あなたside
やっぱり、伊野ちゃんに相談して正解だったな。
伊野ちゃんならふざけながらも、真面目に考えてくれると思ったよ。結局は頭脳派だから、なんだかんだいっても解決するんだよね~
とりあえず、後で電話するから…圭人、この後空いてるか聞いとくか。
~LINE~
あ、時差あるんだったね。
両思いかよ。
圭人が優しくて素直で良かった。
ここで問い詰められたら、「山ちゃんが寂しがってるから」って言っちゃいそうだし。きっと山ちゃんは、そういうの、言ってほしくないと思うし。
うまくいきますように…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。