第171話

これからは
1,882
2020/08/10 01:01
中島裕翔君!誕生日おめでとう!!

今回は忙しくてイラスト描けなかった……😭


これからも、マジレスするお茶目な皆から愛されるハイスペック男子でいてください!
↑ちょっと要望が多すぎる


山田side

やっと落ち着いてきた。

特に会話を交わしている訳じゃないけど、なんだかこの雰囲気は落ち着くものがあった。


でも、やっぱり、俺としてはみんなの意見や考えも聞きたいわけで。

誰も話し出さないから、俺が切り出す。
山田涼介
なぁ、どうする…?
薮宏太
どうする……って、何を?
山田涼介
これからだよ。あなたは余命が短いんだよ。Hey!Say!JUMPとしてどうするのかってこと。
中島裕翔
本人が続けたいって言うんなら、続けてもいいんじゃない?
八乙女光
そうだね。やっぱり、あなたのことはあなたが一番分かってるだろうし。
有岡大貴
俺は賛成。どういう状況になっても、俺らが支えていけばいいじゃん?
髙木雄也
うん、俺もそれに賛成。やっぱり、あなたのことだし、続けたいって言うと思うんだよね。
知念侑李
それは僕も思った。最後までやるって言いそう。
伊野尾慧
そうだね。そう言うと思うよ。
薮宏太
皆が言うとおり、本人の意思を尊重したいかな。
皆、揃いも揃って同じ事を言う。

とか言ってる俺も、それに賛成だけど。
山田涼介
だよな。俺もそう思う。
時計の針の動く音のみが部屋に響く。



カチッ カチッ カチッ カチッ


音がなっているこの瞬間も、あなたの命は削られているんだと考えると、自然と足は動いた。
山田涼介
あなたのところに戻ろう。
中島裕翔
え、大丈_
ガチャ



俺が歩きだそうとしたときに、ドアが開いた。
あなた

失礼しまーす。……みんな居る?

いつもの調子……ではなかった。

真剣な表情で入ってきたあなたに、体が固まった。
あなた

ちょっとね、私のことについて詳しく話そうと思うの。

そう言われて、緊張した。

何を言うんだろう。

まだ言ってないことがあるのか。


頭をフル回転させて考える。でも、あなたの頭の中なんて分からなかった。


ただ、真面目で重要な話であることは分かった。

プリ小説オーディオドラマ