あなたside
ヤバい…このままだと_
嘘でしょ…腕をしっかりと掴まれて、動けない…
あれ……?
足が……動かない………?
え、嘘だ、なんで、足、動かないの…
違う……そんなんじゃない。
否定したいのに、驚きと不安で声が出ない……
え……何が起こってるの………
えっと、知らない人から追いかけられて、腕掴まれて、皆が居て……
あ……腕離してくれた……
あ、山ちゃんが呼んでる。
山ちゃんのところに行かなきゃ…
ほら、大ちゃんも呼んでる。
私が動かないから、こっちに来てくれてるじゃん。
行かなきゃ…
だって、普通なら、ここは私が皆のところに走っていって、怖かったって甘える場面じゃん。
なんで、動かないの………
ほら、聞かれてる。答えなきゃ…
山ちゃんに答えなきゃ……
違う……私は謝らせたかった訳じゃない。
皆が私のために、色々してくれてるのに、私は何も出来てない……
なんで、急に動かなくなっちゃったの……
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はい!またもここで作者入ります!
先程アンケートをとったチャプターのコメントを見返しました!いつのまにか①と②が同じ数入ってるんですが、期限を過ぎてからの回答だと思うので、すみません、今回は②を公開したいと思います!
①を選んでくださった方、本当にすみません😣💦
ぜひ「君の記憶が戻るまで」を読んでみて下さい!
↑おしつけがましい
フォロワー様のみとなっています!ご了承下さい!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。