山田side
そう言うと、今までの反応の遅さが嘘のように、すぐにドアが動き、あなたの姿が現れた。
そう聞く彼女の顔は、少し疑っているような、不安そうな、そんな顔をしてた。
いつもの明るい笑顔の彼女からは、想像できない表情だった。
封筒の裏面にかかれている"ジャニー 喜多川"という文字を見て、少し止まったあと、俺の顔を見た。
あなたと話さなきゃ。伊野ちゃんと約束したんだ。
俺があなたを助けるって。
半ば無理矢理、部屋に入らせてもらった。
あなたは、恐る恐るといった感じで封筒を開けて、紙を取り出した。
ゆっくりと開いて、読み出す。
どんな内容が書かれているのかは分からないけど、3枚にわたる内容だということは分かった。
あなたが読み終わってからが本番だ。
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いつも読んでいただきありがとうございます🙇
あのー、134話、見れてますか?「行かない私」っていうチャプター名なんですけど……。
見れてるなら良いんですが、視聴回数がいつもだったら1日だけでも100人越えるのに、昨日はかなり少なかったので、不安になりまして。
もし、見れないっていう方がいたらコメント下さい!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。