第135話

俺の番
2,043
2020/06/17 22:02
山田side
山田涼介
ジャニーさんからの手紙なんだけど。
そう言うと、今までの反応の遅さが嘘のように、すぐにドアが動き、あなたの姿が現れた。
あなた

それ、本当…?

そう聞く彼女の顔は、少し疑っているような、不安そうな、そんな顔をしてた。

いつもの明るい笑顔の彼女からは、想像できない表情だった。
山田涼介
本当だよ。ほら、これ。
封筒の裏面にかかれている"ジャニー 喜多川"という文字を見て、少し止まったあと、俺の顔を見た。
あなた

私宛なの……?

山田涼介
うん。マネージャーからそう聞いてるけど。
あなた

じゃあ……貰うね…。

山田涼介
待って!
あなた

なに……?

山田涼介
部屋に、入らせて…?
あなたと話さなきゃ。伊野ちゃんと約束したんだ。



俺があなたを助けるって。
あなた

え、なんで?

山田涼介
あなたと、少し話したいから。
あなた

……いいよ。

半ば無理矢理、部屋に入らせてもらった。
山田涼介
まずは、手紙読んで貰って大丈夫だから。
あなた

……うん。じゃあ、読ませて貰うね。

あなたは、恐る恐るといった感じで封筒を開けて、紙を取り出した。


ゆっくりと開いて、読み出す。


どんな内容が書かれているのかは分からないけど、3枚にわたる内容だということは分かった。


あなたが読み終わってからが本番だ。


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いつも読んでいただきありがとうございます🙇

あのー、134話、見れてますか?「行かない私」っていうチャプター名なんですけど……。

見れてるなら良いんですが、視聴回数がいつもだったら1日だけでも100人越えるのに、昨日はかなり少なかったので、不安になりまして。

もし、見れないっていう方がいたらコメント下さい!

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